HSPと子育て。HSPだから大変なこと。HSPだからこそ、出来ること。

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HSPと子育て

この記事を手に取ってくださっているあなたは、今どのような状況に置かれているのでしょうか。

「色々なことにストレスを感じてしまう。」

「敏感過ぎる体質だ。」

「小さなことなのに刺激になって、子育てがつらい。」

「自分の体質を考えると、子育てが不安だ。」

様々な状況の方がいらっしゃると思いますが、この記事が、少しでもHSPさんにとってプラスになってくれたら幸いです。

 

HSPの子育てで大変なことと、その対処法

つらい子育て

HSPとは、敏感すぎる体質のこと。
何に対して刺激を拾ってしまうのか、どのくらい敏感なのかは、人それぞれです。

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□「HSP」とは。「敏感さ」ゆえの生きづらさを抱えていませんか

HSPさんは、この気質ゆえに、ストレスが多かったり、体調を崩しやすかったりします。

では、HSPさんの子育てで大変なこと、つらいことはどのようなことでしょうか。

 

子どものお世話

赤ちゃんとママ

赤ちゃん、小さい子どもは、思い切り感情を出してきます。
赤ちゃんは、不快なことがあったら泣いて知らせてくれますね。

ですが、その「お知らせ」がHSPさんにとっては、大きな刺激となることがあります。

相手の気持ちを感じるのが得意なHSPさんです。

「赤ちゃんは泣くことで、教えてくれる。」

そう頭ではわかっていても、刺激を大きく受け過ぎて、つらくなってしまう時があります。
しかも、それが毎日続くのですから、HSPさんにとっては大変なことです。

また、お子さんが自己主張を始めた頃も、ストレスがつのるかもしれません。

HSPさんは、赤ちゃんや小さいお子さんからの刺激でいっぱいいっぱいになってつらい時は、とにかく、お母さんが息を抜くことを心掛けてください。

ひとりの時間を持つ。

寝ている間は、ぼーっとする。

誰かにお子さんを預けて、リフレッシュする。

何でも構いません。

少し手を抜いたり、楽をしたりしても大丈夫ですので、自分の時間を持ってください。

育った家庭

HSPは育った環境も影響していると言われています。
敏感な気質を持った子どもが、その個性を家族に理解されなかったり、不安定な家庭で育った場合、自分を守るために、無意識に、よりアンテナを張り、敏感な気質をさらに磨いてしまうのです。

それゆえに、つらい過去や、アダルトチルドレンといったことも関係している場合があります。

「完璧にやらなくちゃ」と思ってしまったり、人に相談することができなかったりすることは、HSPとはまた別の問題であることがあります。

色々な問題が複雑に絡み合っているから、余計につらくなってしまうのですが、「大変」「つらい」という時は、こちらでも構いませんし、遠慮せずに相談ができる場所でお話ししてみてください。

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ママ友との交流

ママ友との関係

お母さんになると、ママとの交流が始まります。
遊び場での挨拶や、当たり障りのない会話。
保育園や幼稚園に通うようになると、立ち話をする機会も増えますね。
園の行事もあるでしょう。

HSPさんは、人から様々な刺激をもらいます。
言葉にはなっていなくても、感じます。

優しいHSPさんは、自分の気持ちを抑えて、人に合わせてしまうことがあるかもしれません。

子ども同士、仲が良いから、自分も頑張らなくちゃと思うこともあるかもしれません。

ですが、人一倍気付いてしまい、疲れてしまうのがHSPさん。

人間関係で疲れた時は、無理をせずに、自分の気持ちを優先させてあげてください。

また、HSPさんは敏感すぎる体質なので、騒々しいところは苦手なことが多いです。
人が多いことに加えて、色々な音を拾ってしまうという理由もあるでしょう。

ママ友との賑やかな集まりや園行事に、こころが疲れてしまうこともあるかもしれません。

人にはそれぞれ、得意なことと、そうでないことがあります。

人といて疲れる時は、距離をとる。
ひとりになる時間を作る。

そうやって、無理をせずに、自分のこころの安定を第一に過ごしてください。

無理をすると、子どもと過ごす時間にも疲れが残っていたり、ストレスを抱えたままになり、さらに子育てがつらくなってしまいます。

 

自分のペースで動けなくなること

赤ちゃんのペース

HSPさんには、それぞれのHSPさんの、「過ごしやすい状況」というものがあると思います。

「赤ちゃんや、小さいお子さんと過ごす」ということは、自分のペースではなく、お子さん中心になること。

お腹がすいたら、泣いたり、「おなかすいたー」と言ってきます。
機嫌が悪い時は、思い切り泣いたり、言っても聞かない時もあるでしょう。

お母さんは帰りたいのに、「もっと遊びたい」と園から帰らない、という時もあるかもしれません。

お母さんのペースが乱されてしまうこと。

これがストレスになることがあります。

お母さんは、少しでも良いので、一時保育などを利用して、「自分のペースで過ごす時間」を持ってみてください。

HSPさんは気持ちを察することが得意な人。

小さいお子さんを一時預かりにお願いをする時、お母さんと離れるのが嫌で号泣するお子さんを見て、とても罪悪感を感じるかもしれません。

その後、すぐ慣れるお子さんもいれば、なかなか慣れないお子さんがいることも事実です。

お母さんとお子さんの状況を見て、お母さんがリフレッシュできる方法を是非探してみてください。

 

ここまで、HSPさんの子育ての大変さを書いてきましたが、HSPさんだからこそ、できることがあるのも事実です。

 

HSPだからこそ、できること、得られること

できること、得られること

HSPさんの子育ては、大変なこともありますが、HSPさんだからこそ出来ること、得られることもあります。

 

子どもの気持ちがなんとなくわかる

子どもとの関係

共感能力が高く、気持ちを感じるのが得意なHSPさん。

だからこそ、子どもがぐずぐずした感じになっている時や、言葉がまだしっかりしていない状態で、やりたいことを主張をしている時など、「あぁ、これね」と気付けるのではないでしょうか。

また、子どもの小さな変化にも気付きやすいと思います。

「気付くことができる。」

これはお子さんにとって嬉しことですし、お母さんにとっても頼もしい力です。

 

HSPやHSCという個性について、理解がある

個性

HSCというのは、Highly Sensitive Child の略で、「生まれつき敏感な子ども」という意味です。

HSPと同様に、エレイン・N・アーロン博士により提唱された概念です。

これまで、HSPという個性ゆえに、「自分だけ違う」「自分だけ苦手」という経験をしてきたお母さんです。

つらいこともあったかもしれません。

ですが、そんなお母さんだからこそ、園や学校という環境で頑張っているお子さんの気持ちを理解したり、個性を大切にすることができるのではないでしょうか。

「人にはそれぞれ、個性がある。」

個性を尊重できるお母さんは、お子さんがHSCではないとしても、とても頼もしいことと思います。

 

子育てによる感動が大きい

子育て 感動

HSPさんは敏感気質です。

少しの刺激でも拾い、感じてしまいます。

また、本や映画や音楽などに感動したり、心を動かされやすい方も多いです。

自分にとって、嫌な刺激に悩まされることも多いですが、「楽しさ」「嬉しさ」「喜び」などのプラスの感情を大きく味わうことができるのも、HSPさんだからこそだと思います。

子育ては、大変なこともありますが、感動の連続です。

「楽しさ」「嬉しさ」「喜び」を味わうことができるきっかけが、無数にちらばっています。

親だからこそ、感じられる「感動」です。

刺激を受け取ってしまったり、大変なことの多いHSPさんだからこそ、このようなプラスの感動もたくさん感じて、子育てを楽しんでほしいと、心から思っています。

 

HSPで子育てがつらくならないために

子育て

頑張り屋さんが多いHSPさんのための、子育てがつらくならないヒントです。
是非、参考にしてみてください。

自分の時間を作る

自分の時間

まず、疲れを感じた時は、お母さんが自分のペースで過ごせる時間を持ってください。

前述した一時預かりを利用するのでもいいですし、「お子さんが寝ている間は好きなことをやる」というのも良い方法です。

子育てと同時に、お母さんの貴重な時間にとって大きなウェイトを占める「家事」。
これは、お子さんが大きくなっても、ついてきます。
掃除も洗濯も、今頑張らなくても、後にもあります。

無理をしないで、体やこころが「休みたい」と言っている時は、休憩をしてください。

こころに余裕があると、刺激を受け受け取ったとしても、落ち着いて対処しやすくなります。

こころに余裕がないと、小さな刺激に対して、こころがザワザワしたり、イライラしたりして、ストレスになってしまいます。

拾ってしまった刺激に対して、落ち着いて対処するために、自分の時間を作り、こころと体を休ませてあげてください。

また、「家事」は子どもが大きくなってからも続くのに対して、「子どもが小さい期間」というのは、本当に少しの間です。
小さい子どもに手がかかって、毎日がつらくて、どうしようもない時もあるかもしれません。
ですが、子どもは、小学校に入れば、どんどん友達との時間を楽しむようになります。

手を抜ける所は抜いて、自分のリフレッシュも大切にしてください。

そして、長い目で見たらわずかな、子育ての期間を穏やかに過ごしてほしいと思っています。

 

相談できる場所を持つ

本当の気持ち

HSPは、2割の方が持つ特性と言われますが、それでも少数派です。

しかも、「他の人は大丈夫だから」「みんなが感じているから」「気にし過ぎ」と、あまり理解されないこともあると思います。

「他の人も感じているかもしれない。

でも、刺激がたくさん入ってきてつらくなる。」

というのが、HSPさんです。

自分のつらさを話せる、わかってもらえる、という場をひとつでも持つと、こころが楽になります。

産後の検診などで相談するのも良いでしょうし、HSPさんのお茶会などをしているところもあります。

もし良い場所が無かったら、こちらにメッセージを送って頂いても構いません。

「みんなは大丈夫だから」と頑張り続けるのは、私自身の経験から、あまりおすすめしません。

気持ちを出せる場所、相談できる場所を、ぜひ作ってみてください。

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□悩みや不安を相談できないと頑張っているママへ

 

自分では大変なことは、出来る人にお願いをする

頑張らなくていい

頑張り屋さんの多いHSPさんです。

「これくらいは自分でやらないと」

「お母さんだからしっかりしないと」

「人に頼むことが苦手」

そんな方もいらっしゃると思います。

ですが、ひとりの力では限界があります。

つらい時は助けを求める。

一時預かりなど、使える支援を利用する。

大変な時は、誰かに頼ってもいいのです。

全部ひとりで背負いこみ、子育てのつらさを抱えなくても大丈夫です。

ついつい、頑張ってしまうというお母さんは、意識的に、「大変な時は誰かにお願いする」ということをされてみてください。

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□「いいお母さん」を目指して疲れていませんか

 

HSPさんは、子育てにおいて大変なことがたくさんあります。

しかし、HSPさんだからこそ出来ること、感じられることもあるのです。

苦手な刺激からは逃げても大丈夫です。

自分の気持ちを大切にして、こころに余裕を持ちながら、「HSPだからこそ出来ること、HSPだからこそ感じられるプラスのこと」をたくさん得てほしいと、心から思っています。

自分らしく生きる

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

ご感想などありましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお送りください。

今日も穏やかな一日になりますように・・・

(*^_^*)

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□プロフィール

「HSPと子育て。HSPだから大変なこと。HSPだからこそ、出来ること。」への 2 件のコメント

  1. はじめまして。最近、娘が1才になりました!
    私は、半年ほど前に自分がHSP気質であることを知りました。
    昔から集団行動が苦痛で、家に帰るといつも心が疲れていました。他の人は気楽に過ごしているのに、私は何でそれが出来ないんだろって自分が嫌でたまりませんでした。
    そんな私が素敵な家族が出来て過ごせていることに、自分で自分を褒めたいなと思います!
    今日は、子育て支援センターに娘のお誕生日会に行って来たのですが、周りのママたちがキラキラと輝いてみえて、圧倒されて心が疲れて帰ってきました。他の人は仲良しのママ友と楽しそうにしていて羨ましいなと思ったり。
    この優しい記事を読んで、涙が出てきました!
    娘との今のこの時間を大切に過ごしていきたいです。少しづつ、この気質を受け入れられるようになりたいなと思いました。

    1. るる さま

      コメントをくださり、ありがとうございます(*^-^*)
      返信が遅くなって申し訳ありません。

      お子さんが1歳になられたのですね♬
      お誕生日おめでとうございました(^^)
      素敵なご家族とお子さんと過ごされているとのこと、本当によかったです。

      周りのママさんたちが輝いて見えたり、仲良しのママ友と楽しそうにしているのを見て羨ましいと思ったり・・・
      私も同じような気持ちを抱えて、帰宅したら心がどっと疲れていて、「はぁ・・・」と落ち込んでしまうことがありましたので、お気持ちお察しします。。

      るるさまには、るるさまにしかない、すばらしいものを持っていらっしゃいます。
      ご自分の感覚やお気持ちを大切にしながら過ごしていたら、きっとるるさまとご縁のあるよい方に出会えます(^^)

      お子さんとのお時間、ぜひ大切に、楽しみながら過ごしてくださいね。
      嬉しいお言葉もありがとうございました(*^-^*)

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