夫の言動に傷ついていませんか?外からは見えにくい夫からのモラハラ(2)
のつづき。
いつもモラハラではなく、優しいときもある
モラハラをされているのに、がんばってしまう・・・
なぜでしょうか。
自分の責任と考えていることも理由のひとつですが、モラハラをする人というのは、いつもモラハラ人間なのではなく、「優しいときもある」ことが、被害者のがんばりにつながっていることもあります。
モラハラをする人は、いつも相手を責めたり、不機嫌でいるわけではないのです。
優しいときや、機嫌がよいとき、話ができるときもあります。
たとえば、いつもは妻を責めたり、無視をしたりしている夫が、急に優しくなって子どものお世話をしてくれたりします。
するとお母さんは、
「やっぱり、本当はよい人なのね」
「昔のように戻ったのかな」
「変わったのかな!」
と思ってしまいますよね。
期待もしてしまうのではないでしょうか。
しかし、嬉しいのもつかの間。
再び、突然機嫌が悪くなり、
「こんなにやってるのに!」
と妻は責められてしまいます。
さらに、
「お前ができないからだ!」
と悲しくなるようなことを言ってきたりするのです。
機嫌がよいときと悪いときがあり、気分の波が激しいということも、モラハラの特徴のひとつです。
夫の気分にふりまわされる
このように、夫の気分の波が激しく、それにより傷ついたり、期待したり、さらに悲しくなったり・・・を繰り返していては、心が疲れてしまいますよね。
さらに、夫の心の状態がわからないから、気を遣ったり、怯えたり、不安になったりします。
あなたは夫の気分にふりまわされていませんか。
ストレスが体調不良の原因になる
夫の気分にふりまわされて、
「私が悪い、私のせいだ」
「私のがんばりがたりないから・・・」
とがんばり続けると、心も体も疲れてしまいます。
そして、ストレスにより、心身の状態を崩してしまいます。
本当は夫の言動が問題なのに、妻の方が病んでしまうのです。
モラハラは長く続くことで、ある意味慣れてしまい、「普通」がわからなくなってしまうこともあります。
あなたは今、
「悲しい」
「がんばっているのに、つらい」
と感じていませんか?
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