自分を追い詰めていませんか?
「たくさん歩けてすごいね!」
「こんなことも知ってるの!さすがだね~!」
「よくできたね」
子どもの頃は、大人からほめてもらう機会が多くあります。
「歩けた」
「ママ、と言えた」
色々なことをほめてもらえますね。
しかし、小学生、中学生と成長するにつれて、徐々に他人からほめてもらうことは少なくなってきます。
「できて当たり前」
になるのですね。
また、怒られたり、比較されたりすることで、自分の「できないこと」にも目が向くようになります。
その結果、すでに頑張っているのに
「まだダメ」
「もっと頑張らなきゃ」
と思ってしまい、自分を追い詰めてストレスを抱えてしまうことがあります。
あなたの「はなまる」ラインはどこですか?
「まだダメ」
「もっと頑張らなきゃ」
このような考え方をしてしまう原因として
「自分が設定している『はなまる』ラインが高過ぎること」
「そのラインに到達する以外は『ダメ』と考えていること」
があげられます。
高いところに目標を置くのは悪いことではありません。
しかし、その目標に一足飛びに行こうとすると、
「まだダメ」
が続いてしまいます。
まずは、あなたの「はなまる」ラインを見つめなおしてみましょう。
「小さなことができた自分」「頑張った自分」をほめてあげよう
「はなまる」ラインを見直して、そこまで距離があるなら、小さな階段を作ってあげることです。
階段をひとつでも上がったら「はなまる」とするのです。
小さい頃は、ひとつひとつ、階段を上がってきました。
その延長線上に、今の自分がいるのです。
また、
「うまくいかなかったけど、できることを頑張った」
これも「はなまる」にしましょう。
頑張ることができたのですから、そんな自分をほめてあげましょう。
他人からの評価は移ろいやすいもの
「誰かからほめてもらいたい」
「認めてもらいたい」
そんな気持ちもあるかもしれません。
だけど「他人の評価」というのは移ろいやすいものです。
「他人から認めてもらう」
というのは数ある他人の評価基準で良い判定となることですよね。
そうすると、その人の感情や判断に一喜一憂することになってしまいます。
「自分の頑張り」は自分が一番よく知っているはずです。
まずは自分で、自分自身のことを認めてあげましょう。
頑張り過ぎて疲れたら
「まだまだダメ!」
という頑張る気持ちは、エネルギーを生み出し、目指す自分に足りない部分やできていない部分を見つけて、よりよい状態へと進むことにつながります。
しかし、頑張る気持ちが強くなり過ぎて、自分の心や体を省みることを忘れていると、いつのまにか心身ともに疲弊してしまいます。
そんな時は、自分の「はなまる」ラインを振り返り、出来たことや頑張ったことをほめてあげてください。
それでも、できないことに対する不安やストレスがあるときは、こちらにご連絡くださいね。
高い「はなまる」ラインになっていることや、他人評価を軸にしてしまうのは、過去の経験や育った環境が関係している場合も多くあります。
いつの間にかそのような思考回路が染みついていて、根本から振り返る必要があるのです。
「はなまる」ラインが高い方は、すでに「頑張る力」は十分に持っている方がほとんどです。
その力の使い方をより良くしていくことで、もっと肩の力を抜いて、自分の良さを活かしていくことができるでしょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。