もう頑張れない

「こんなにやっているのに、だれもわかってくれない」
「毎日疲れる、もう何もやりたくない」
このように感じること、ありませんか?
頑張っても頑張ってもわかってもらえなかったり、
「やらなければならないこと」を
とにかく終わらせるような日々だったりすると、
「もう、頑張ることに疲れた」
「努力することに疲れた」
そんなふうに感じてしまうこともありますよね・・
心のエネルギーが枯渇して、
何もやりたくなくて、
不安や虚しさ、悲しさがあふれてきて。
「もう動けない」
「どうしたらいいのかわからない」
と苦しくなってしまうこともあるかもしれません。
あなたは今、どんな状況ですか・・?
今回のコラムは、
「努力することに疲れた」と感じている方へ、3つのメッセージです。
①まずは息抜き、だけど・・

一番良く言われることだと思いますが、
「まずは息抜き」です。
だけど、
「やることあるのに、息抜きなんてできない」
そんな気持ちはありませんか?
私もかなりこの気持ちが強かったので、
そう思う気持ち、とてもよくわかります。
息抜きしても、やることは終わらない。
その間にも、先へ進んでいる人はいる。
こんなところで休むなんて、だらしないんじゃないか。
いろいろな思いがあるかもしれません。
あなたの場合は、どんな思いがあるでしょうか?
「息抜きなんてできない」
という気持ちが強い人は、
自分の中にはどんな思いがあるのか、まずは確認してみて、
その思いをゆるめていくことが大切です。
②何のために努力していますか?

あなたは何のために、努力をしていますか?
なかには、
「努力はしなければならないものだから、
努力をしている」
といった理由で頑張り続けている人もいらっしゃいます。
なんとなく、
「努力はしなければならないもの」
と学んできていませんか?
「自分は何のために努力をしているのかな?」
「大切なエネルギーを注いでいるのは、
何のためだったっけ・・?」
と自分に問いかけてみて、
その理由を改めて考えてみるのもよいでしょう。
③その方法で、本当にいいのかな?

自分が何のために努力をしているのかが言葉になったら、
「努力の方法は、今の方法で合っているのかな?」
ということも考えてみましょう。
人は、自分が知っている方法しか行うことができません。
いつのまにか身につけた方法で、
「こういうときには、こうするものだ」
と無意識的に判断して
頑張り続けていることもあります。
「休まないでとにかくやるべきだ」
これもひとつの方法ですよね。
この方法が合っていることもあるでしょう。
でも、人の状況や気質、望むことなどはそれぞれ違いますから、
そうじゃないこともあるんですよね。

「努力することに疲れた」
そう思うのは、
「すでにそれだけの努力をし続けていた」
ということでしょう。
努力し続けていたら、疲れることもありますよね。
だって、
人間のエネルギーは無限にあふれ出てくるものではありませんから。
使ったら減ります。
どんどん減っているのに、なんらかの理由で休めなくて、
それでもエネルギーを使い続けていたら・・
無くなってしまいますよね。
心のエネルギーも、体のエネルギーも両方、
「使ったら減るもの」なのです。
「疲れた」と思うのは、
「もうそれだけの努力をした」
ということでしょう。
たくさん、頑張ったのですよね。
お伝えした3つのこと、
ぜひ確認してみてくださいね。
頑張ってしまう気持ちをゆるめられないときは、
一度ご連絡ください。
いっしょにゆるめていきましょう。