完璧を求めすぎて疲れてしまうあなたへ。心のバランスを取り、疲れを減らすには

頑張りすぎて疲れていませんか?

できていない部分に目が行ってしまう。

イライラしたり、落ち込んだりしやすい。

ミスや失敗をしないように、と

周りの人よりも強く思ってしまう。

このようなことはありませんか?


これら3つは、昔の私自身の姿でもあります。

人の顔色を気にして気持ちが乱されたり、

つい頑張り過ぎてしまうこともありました。


日々の生活に疲れてしまう方の中には、

完璧を求めて過ぎてしまうことが関係している場合があります。


今日はそのような方に、

ぜひ考えてみてほしいことをお伝えします。

完璧主義の傾向を活かしつつ、バランスを取れるように

その前にまず、お伝えしたいことがあります。

それは、

完璧を求めてしまう人、

つまり「完璧主義」の傾向がある人が悪いというわけではない、ということです。



完璧主義の傾向は長所にもなり得ます。


たとえば、

細かい部分にも気付き、こだわることにより、

仕事や作品が高いクオリティを持つこともあるでしょう。


また、「足りない部分」や「改善した方が良い部分」に向き合い努力することで、

自分自身は成長しやすくなります。


まっすぐで一生懸命なその姿勢は、

周りの人に信頼感を与えることもあると思います。


完璧主義の傾向があるから一概に悪いとは言えなくて、

「完璧主義の傾向があるからこそ、できることもある」ということ、


こちらもよく覚えておいてくださいね。


大切なのは、

完璧主義の良さを活かしつつ、

心や体がつらくならないようにバランスを取ることです。

バランスを取るために

心や体がつらくならないようにバランスをとるためには、

自分自身の状態を知ることが第一歩です。


これから2つ質問をします。

ぜひ自分自身に問いかけて、振り返ってみてください。

①心の中に批判者はいませんか?

あなたの心の中には、

自分自身を批判する「批判者」はいませんか?



たとえば、

「きちんとやらなきゃダメ」

「そんなこともできないの?」

「他の人はもっとできるのに・・」

このような声が、

あなたの心の中から聞こえてくることはないでしょうか?


自分自身を責め、

批判する言葉が浮かんでくると、

私たちはどんどん追い詰められてしまいます。


疲れていても

「休んでいる場合じゃない・・!」

と頑張り過ぎてしまうこともあるでしょう。


あなたも、心の中の「批判者」に責め立てられて、

完璧を求めて頑張ってしまうことはありませんか?




一方手で世の中には、

自分に対して肯定的で、自分自身を大切にしている人もいますよね。


そのような人と「心の中の批判者」につらくなってしまう人、

どうしてこのような違いが生れてしまうのでしょうか?

少し一緒に考えてみましょう。

子ども時代が与える影響

完璧主義の原因のひとつは、

子どもの頃の影響です。

子どもの頃を振り返ってみましょう。


あなたは、

周りから「きちんとやる」ことを求められていなかったでしょうか?



足りない部分やできていない部分を指摘されることが

多くありませんでしたか?



「これくらい、できて当然」

「もっと頑張れ」


「調子に乗るな」

といったことを言われていませんでしたか?




このような経験から、

「きちんとやらなきゃ!」

と強く思うようになり、


心の中に自分自身を批判する「批判者」が生まれ、

完璧主義の傾向になってしまうことがあります。




もし子ども時代、

できないことがあっても頑張りを認めてもらったり、

そのままの自分を大事にしてもらったりしてきたら、

心の中の批判者の声は小さなものになるかもしれません。


「このままの自分でも大丈夫」

「わかってくれる人はいる」

など、肯定的な気持ちを感じられるからですね。



このように、

心の中に自分を批判する「批判者」がいると

完璧を求めて頑張ってしまいやすく、

その理由は「子ども時代の環境」に由来することもあります。

「できていること」にも目を向けよう

心の中の「批判者」が出てきたら、

意識して「できていること」に目を向けてみましょう。


完璧を求める人は、

「できていないこと」だけに注目しやすいです。


だけど、

「できていること」は評価せずに、

「できていないこと」だけに注目して評価するのは

なんだかアンバランスだと思いませんか?


評価するなら、

「できていること」と「できていないこと」、

その両方を見てみましょう。



きっと「できていること」もあるはずです。


「少しだけできた」

「頑張った」


それでもいいんです。

「大丈夫」


と少しずつでも自分を認めてあげられるようになることが大切です。

ただ、

心の中の批判者の声が強かったり、

心の傷がある場合は、

「できていること」をちゃんと評価してあげるのが難しいことがあります。



「こんなこと、できて当たり前だから評価するようなことじゃない」

「なんだか虚しい」


そんな気持ちになってしまうのです。



このような時は、

それほどにあなたの心の中の批判者は強いということだから、

一度ちゃんと自分自身と向き合い、

きちんと心を癒したり、考え方を整えたりするのが良いでしょう。

②「白」か「黒」か、二極化して判断していませんか?

「できている」か「できていない」か?

「良い」か「悪い」か?

「マル」か「バツ」か?

完璧主義の傾向がある人は、

思考が二極化してしまいやすいです。



二極化のデメリットのひとつは、

「できた」「良い」「マル」に到達していないと、

すべてが「できていない」「悪い」「ダメ」とみなされてしまうことです。

100点満点以外は許されないのです。



だから、

「まだできていないから、ダメだ」といった落ち込みや

無理な頑張りにつながってしまいます。

世の中には「グレー」も「ピンク」もある

世の中には「白」と「黒」だけでなく、

その間にはさまざまな濃淡のグレーがあります。


また、「白」から「黒」への一本道だけでなく、

まわりにはいろいろな色もあります。

ピンクも水色も黄色もあるのです。


「白」と「黒」の二択で考える必要は無いのではないでしょうか?


「できなかったこともあったけど、できたこともあった」

「あの人はそう考えるけど、私はこう考える」


このように、

二極化ではなく「さまざまな人がいて、さまざまな見方がある」と考えると、

少し心が楽になるのではないでしょうか。

小さな「ゴール」を持とう

自分の理想や目標に向けて、

足りない部分を改善し、成長していくことは大切です。


でも、

疲れやストレスで倒れてしまったら元も子もありません。


心の中の「批判者」の声を緩めながら、

できていることも評価し、

柔軟な考え方ができるようにしていきましょう。



そしてもうひとつ、

「最終到達点」だけではなく、


その途中にある「小さなゴール」を持ってください。


フルマラソンを走る人も、

最初は少しずつ走れるようになったはずです。


最初から「42キロ走れなかったらダメ」では心がつらくなってしまいます。


まずは100メートル、次は200メートル・・

そして1キロ・・

こうやって「小さなゴール」をたくさんクリアしていく。


その方が「できた!」という達成感を感じながら、

自分を成長させることができるのではないでしょうか。



完璧を求める方は、

その人なりの良さも持っています。


その良さを活かしながらより良い状態になれるように、

心と思考を整えていきましょうね。

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「完璧を求めすぎて疲れてしまうあなたへ。心のバランスを取り、疲れを減らすには」への 2 件のコメント

  1. すごくわかりやすかったです。私はこのこと以外にも親のことで悩んでいるのでそれも読んで気持ちが軽くなりました。ありがとうございました!

  2. 阿部さま

    コメントくださりありがとうございます。
    気持ちが軽くなったとのこと、良かったです!

    阿部さんの気持ちを大切にしてくださいね(^-^)

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