「クライアントから怒られたりしませんか?」怒りの感情を向けられることが不安なHSP・元アダルトチルドレンのカウンセラーへ

クライアントから怒られたりしませんか?

クライアントから怒られたりしませんか?

この質問を、

これまでに何度かいただいたことがあります。


「誰かの力になるために、カウンセラーになりたい」

そう思う一方で、

不安を感じることもありますよね。


そのひとつが

クライアントから怒られないかな・・

といった心配の場合もあるでしょう。


特に、

元アダルトチルドレンさんなど過去に傷ついた経験のある方や、

周りの感情に敏感で、

その刺激を強く受け取ってしまうHSPさんは、

怒りの感情を向けられることに対する恐怖が大きいことがあります。



怒りの感情、

怖いし、不安になりますよね・・

私もその気持ちはよくわかります・・!


このご質問は、

ご相談者さまにとっても、

カウンセラーにとっても大切な問題だと思います。


少し長くなりますが、

ゆっくり読んでみてくださいね。

クライアントさんから「怒りの感情」を向けられることは

まず、

先に質問の答えをお伝えしますね。


私の場合、

実際のカウンセリングで

クライアントさんから怒りの感情を向けられたことは何度かあります。


ただ、

だからそのカウンセリングは良くなかったのかと言われると、

そうではなくて、

どの時も、ご相談者さまにとって大切な場面であったように思います。

たとえば、次のような状況の時です。

①やっと怒りの感情を表せるようになった

ご相談者さまの中には、

自分でも気付かないうちに感情を抑え込んでいる方が多いです。


カウンセラーに対しても気を張って、

気持ちを言えないこともあります。



怒りの感情も、

悲しみや喜びと同じように「自然な感情のひとつ」です。


カウンセリングを通してその感情が表に出るようになったということは、

カウンセリングが進んで、

「心のふたが開いてきた」のかもしれません。


だれにも言えなかった本音を、

カウンセリングの場だからこそ言えている時もあるでしょう。



このような場合は、

「カウンセリングがうまくいっているサイン」と捉えられるかもしれませんよね。

②「だれか」への感情をカウンセラーに重ねている場合

また、

クライアントさんが怒りを示したとき、

それが必ずしもカウンセラー自身に向けられたものではないことがあります。


たとえば、

親や家族、過去の出来事に関わる人への強い感情が、

クライアントさん自身も気付かないまま、

カウンセラーに重ねられていることもあるのです。


表面上はカウンセラーに対して怒っているように見えても、

本当はカウンセラーではない

「だれか」に向けた怒りの場合もあります。

カウンセラーがクライアントさんの感情に巻き込まれないために

このような背景がある中で

クライアントさんが怒りの感情を出したとき、


もしカウンセラーがその感情に飲み込まれてしまうと、

動揺してオロオロしたり、

フリーズして頭が真っ白になったり、

感情的になってしまうことがあります。


そうすると、

せっかく怒りの感情が出せるようになったクライアントさんは、

「やっぱり気持ちを出してはいけないんだ」

と感じてしまうかもしれません。


せっかく開いた心のふたは、

前よりも強く閉じてしまうかもしれません・・


また、

カウンセラーが感情的に対応してしまうことで、

クライアントさんにとっては

傷口に塩を塗られるような体験になってしまうこともあります。

だから、

ご相談者さまが怒りの感情を表している時は、

その感情に巻き込まれず、

落ち着いて状況を観ることが大切です。



カウンセリングが進むことで抑えていた感情が出てきているなら、

必ずしも悪いことではないかもしれません。


クライアントさんが

「怒りの感情を出しても大丈夫」

と感じられる場を作ることができているのかもしれません。


また、

クライアントさんの怒りは

過去の経験や深い感情につながっていることが多いです。



「この怒りはどこから生まれているんだろう・・?」

と考えてみることも大切でしょう。

怒りを向けられることに不安を感じる方へ

特に元アダルトチルドレンさんやHSPさんは、

怒りの感情を向けられることにより、

強い不安や怖さが呼び起こされてしまうことがあります。



しかし・・

ご相談者さまが怒りの感情を出されている時は、

カウンセラーの対応により、

カウンセリングの進み方や

ご相談者さまの変化、成長が大きく変わる大事な場面であることも多いでしょう。


クライアントさんの自己理解が進んだり、

心が癒されたりする場合もあります。


大事な場面でカウンセラーが

「怒られた!」

「失敗した!」

「私が悪かったんだ・・」

と相手の感情に飲み込まれると、

どうしても冷静な判断ができなくなってしまいます。



ご相談者さまの感情が生まれる理由を見つめながら、

落ち着いて、

冷静に向き合うことが大切です。



とはいえ、

私も不安を感じたことがありますし、

不安を感じるのは自然なことだと思います。


もし心配な場合は、

まずはカウンセラーの心を穏やかに保つために、

自分自身の心を癒したり、

思考を整えるセルフケアをしたりするのが大切です。



「怒られたらどうしよう!」という気持ちは私もよくわかりますので、

もし心配な場合はお気軽にご相談ください。

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