学校からのプレッシャーで親が追い詰められる…行きしぶりや不登校の子どもの親がつらくならないために

子どももつらいけど、親もつらい

子どもが学校に行きたがりません。

不登校と言ってもいいかもしれません。

子どもがつらいのはわかります。

でも、親も学校からのプレッシャーでつらいです。

(Tさん)

*許可を得て掲載しています。
*一部変更しています。

わが家もいろいろあったので、

Tさんのお気持ちは痛いほど良くわかります。


子どもがつらいのはもちろんですが、

親も「子ども」と「学校」で板挟みになり、

プレッシャーを感じて追い詰められてしまうこともありますよね。


親が追い詰められてしまうのは、

たとえば次のような状況があるでしょう。

①学校からの「登校をさせてほしい」という言葉

学校の先生から、

「できるだけ登校させてください」

「お母さんが背中を押してください」

このように求められたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。


ちなみに、

私は何回もあります。


学校側は善意でサポートしようとしてくれようとしているのかもしれませんが、

「つらい」と訴える子どもを無理に説得しようとするのは、

親にとって心苦しい時もありますよね。



親は、大切な子どもが

「行きたくない」

「行けない」

と苦しんでいる姿を毎日見ています。


つらそうな子どもを見るのは、

本当に切ないことです。


だけど先生からの言葉もあり、

「なんとか登校させなければ」

と感じてしまうこともあるかもしれません。


子どもに行くように働きかけてみるけれど、子どもは

「行きたくない」

「行けない」

と訴える・・


このような学校と子どもの間に挟まる状況がいたら、

親自身がつらくなってしまうこともあるのではないでしょうか。

②出席日数や進学への不安

「このままだと内心に響いてしまう」

「進学に影響が出る」

このような言葉を聞き、

親が不安を感じてしまうこともあるかもしれません。


親なら、子どもの将来を大事にしたいですよね。


だから、

進学のために無理をさせてでも学校へ行かせるべきか、

子どもの気持ちを尊重するべきか、

葛藤してしまうこともあるのではないでしょうか。




学校の先生も、

「子どもの人生のために」と言ってくれているのかもしれません。


でも、

絶対的な正解が無いからこそ親は悩み、

つらそうな子どもと将来への不安の間で

どうしたらいいのかわからなくなってしまうこともあると思います。

③親の責任を問われるような言葉

学校がつらくなっている子どもの親は、

「自分の育て方が良くなかったのでは」と考えてしまいやすいです。



私も

「何が良くなかったんだろう」

と考えたことがありました。


そのような状況の中で、

「ちゃんと子どもの話を聞いてあげていますか?」

「親御さんの関わり方を見直しましょう」

などと言われると、

一生懸命頑張ってきた親ほど深く傷つき、

自分を責めてしまうことがあります。




親も、

家事や仕事、他のきょうだいのお世話など、

いろいろなことに囲まれながら頑張っているんですよね。


本来、

行きしぶりや不登校にはさまざまな背景があります。



すべて「親に問題がある」とはなかなか言えないこともあるでしょう。

親の不安や焦りが子どもに影響する

このような理由から親の不安や焦りが強くなり、追い込まれてしまうと、

子どもに影響が及んでしまうことがあります。


たとえば、

「どうして学校に行けないの!?」

と子どもを怒ってしまったり、

「学校に行かないと将来困るよ」

と子どもの不安をあおるような言葉をかけてしまったり・・



不登校や行きしぶりは、

子ども自身も学校に行きたくない理由がよくわからない場合があります。


そのような子どもにとって、

問い詰められたり、不安をあおられたりするのは

大きなストレスになってしまうことがあります。


また、子ども自身も

「このままでいいのかな・・」

と不安を感じていることがあります。


親からの焦りを感じてしまうような言葉は、

子どもにとって大きなプレッシャーになってしまうこともあるでしょう。



このような親からの言葉により、

子どもの心は大きく傷つき、

自信を失ったり、

学校に対する苦手意識が長引いてしまうこともあります。

親子関係が悪くなってしまう可能性もあります。


だけど本当は親も、

このような状況を望んでいたわけではないですよね。

親も追い詰められている

さまざまなケースがありますが、

それほど親自身も、

学校や周囲からのプレッシャーや

「このままで大丈夫かな」

といった不安を感じて追い詰められてしまっている場合もあります。



親も子どもも、

しあわせな状態ではありません。



では、

親も子どももしあわせに過ごすために、

つらくなっている親はどうしたらいいのでしょうか?

大事なことを3つお伝えします。


私は自分の幼少期と子育て経験を踏まえて、

「親も子どももおだやかな毎日を送ってほしい!」

と心から思っています。

ぜひ参考にしてください。

①まずは親自身の不安を減らすこと!

まずは親自身の不安を減らすこと。

これが一番大切です。



親が追い詰められてしまうと、

「どうして学校に行けないの!」

「じゃぁどうすればいいの!?」

と子どもに感情的になってしまいやすいです。


そのような親の姿を見て子どもが

「私が学校に行けないから親を怒らせてしまっている」

「自分のせいで親が困っている」

と自分を責めてしまう場合もあります。


それでは親も子どももつらいから、

子どもをこれ以上追い詰めないために、

親自身が不安やプレッシャーを吐き出せる「安全な場所」を持ち、

心を落ち着かせることが大切です。


話を聞いてくれる友達や不登校の会、

カウンセリングなどが役立ちます。


子どものためにも、

親自身の心のケアを大事にしてください。

その上で②と③に取り組んでみてくださいね。

②子どもの気持ちを聞く姿勢を持つ

子どもが「話しても大丈夫」と思える環境を作ることは

とても大切です。



親から否定されると、

子どもは「言ってもダメだ」「どうせわかってくれない」と感じて、

気持ちを言えなくなってしまいます。


「自分の気持ちや考えを伝えても、親は聞いてくれる」

「受け止めてくれる」



そんなふうに感じられると、

子どもは安心して心が楽になると思いますよ。

③「学校に行かなくても大丈夫」と伝える

子どもは

「学校に行かなきゃいけない」

と思っていることが多いです。

「他の子はできているのに、自分はできない」

と自分を責めてしまう子もいます。


「無理に行かなくても大丈夫」

と安心させてあげましょう。


家庭という「安全基地」でエネルギーを充電することも大切です。

子どものために、親自身の心を落ち着かせて「大丈夫」と思えるように

大切な子どもだからこそ、

行きしぶりや不登校により、

親は不安を感じてしまうこともあるでしょう。


学校や周囲のプレッシャーにより

追い詰められてしまうこともあります。


行きしぶりや不登校が見られた際、

親にとって大切なのは

「子どもの気持ちを大切にする」ことです。


そのためにも、

まずは親自身の心を落ち着かせて、

「大丈夫」と思えるようになることが、

親も子どもも良い関係でおだやかに過ごすためには大切だと思います。



親もつらくなってしまう時があります。


そのような時は無理をせず、

ひとりで抱えて頑張り過ぎないでくださいね。

私で良ければお話を聞かせてください。

一緒に考えたり、心の重荷を降ろしたりしていきましょう。

*・゜・*・゜・*・゜・*・゜・

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