いただいたメッセージより

Aさんからいただいたメッセージがとても素敵だったので、ご本人の許可を得てご紹介させていただきます。

人との出会いや仕事、人生のタイミングなど、

世の中には、

「ご縁」という言葉でしか言い表せないような不思議な出会いがあるように感じます。

うまくいかなかった経験

あなたはこのような経験はありませんか？

私自身も、こうした経験を重ねてきました。

残念で、悲しくて・・

とても切ない気持ちになりますよね。

自分のせいかもしれない、と思ってしまうとき

一生懸命頑張ったのにうまくいかないと、つい、

と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。


特に、自己肯定感が低くなっている人ほど、

うまくいかない理由を自分ひとりの問題として抱えてしまいやすいです。


でも実は、

物事がうまくいかない理由は、

自分ひとりだけの問題ではないこともたくさんあるのではないでしょうか。

うまくいかないのは「縁」が合わなかっただけかもしれない

たとえば、

仲良くなりたいと思っていた相手が、

たまたま忙しかったり、心に余裕がなかったということもあるでしょう。


恋愛でも、友人関係でも、

相手の気持ちを思うようにコントロールすることはできません。


自分の想いだけで、

すべてをうまく成立させることは難しいのです。



また、仕事の場合も、

「たまたま、ポジションが空いていなかった」

「ちょうど募集が終わったところだった」

など、

自分の力ではどうにもならない事情が絡んでいることもあるんですよね。


本当に切なくなりますが、

本人の努力とは無関係な理由でうまくいかないこともたくさんあると思います。



もし、そのようなときに、

「自分の努力不足」とか「魅力が足りない」などと考えてしまったらどうでしょうか。


ただでさえ切ない状況なのに、

さらにしんどい気持ちになってしまうのではないでしょうか。



繰り返しますが、

人間関係も、仕事の採用も、

自分以外の相手がいる場合はすべて自分でコントロールすることは難しく、

相手の状況も関係してきます。


そのようなときは、

「ご縁がなかっただけ」

そんなふうに考えると、

心が少し軽くなることもあるのではないでしょうか。

新しいご縁は、前に進んだ先にある

「縁（えん）」というのは、

人の力ではどうにもできない“めぐり合わせ”のようなものです。


うまくいかなかったことを、

自動的に自分の価値と結びつけてしまい、

気持ちを落ち込ませてしまうのではなく、


「ご縁がなかっただけ」

「きっと、もっと自分にぴったりのご縁がある」

そんなふうに考え、信じることで、

前向きな気持ちになり、次の一歩へ進む力になるかもしれません。


ある人との関係がうまくいかなかったとしても、

ある会社に入れなかったとしても、

それは「終わり」を意味しているのではありません。


もしかしたら、

それを経験を経たからこそ、

もっとあなたにぴったりな素敵なご縁に出会えるのかもしれませんよね。


Aさんの言葉にあったように、

それは「次のご縁へのステップ」かもしれません。

それでも、心がついていかないときは…

もちろん、

頭ではそう分かっていても、

気持ちが追いつかないときもあると思います。


期待していたからこそ、

頑張ったからこそ、

簡単には割り切れないこともあるでしょう。


そんなときは、

無理に元気になろうとしなくても大丈夫。


心に浮かぶ悔しさや悲しさを、

ひとつひとつ見つめて、言葉にしてあげましょう。


気持ちを丁寧に扱うだけで、

少しずつ心が整理されていくこともあります。

ひとりで抱えなくて大丈夫

人生はたくさんの「ご縁」にあふれています。

あなたが今、こうしてこのコラムを読んでくださっているのも、

きっとすてきなご縁のひとつだと思います。


「もう自信が持てない」

そんなふうに感じるときは、

ひとりで抱えず、誰かに話を聞いてもらうことも大切です。


誰かに話すことで、

気持ちが整理されて、前に進めることもありますよ。


もし、どうにもならないような気持ちに包まれてしまったら、

私もあなたのお話を、

一緒にゆっくり整理するお手伝いをさせていただきます。


心を癒し、思考を整えながら、

あなたらしい一歩を踏み出していきましょう。