つらかったら、弱音を吐こう

物事がうまくいかなかったり、

まわりの言葉に深く傷ついたり、

悲しさやイライラで心がいっぱいになってしまったり…

「どうして自分だけ、こんなにつらいんだろう」

そんなふうに感じることはありませんか？

HSPさんは、

共感力が高くて、

小さなことにも気付きやすい気質です。

ひとつのことを深く考える傾向もあります。

それゆえに、

他の人なら流せるようなことでも、

心の奥にずしんと響いてつらくなったり、

ひとつのことが頭から離れなくて、

ぐるぐると考え続けてしまうこともあるんですよね。

抑え込んだ感情は消えない

傷つく体験をしてきたHSPさんは、

「弱音を吐くのは良くないこと」と思っていたり、

「弱音を吐いても良い方向に進まない、我慢した方がマシ」

そんなふうに感じて、

頑張ってしまうことがあります。

自分のつらさを飲み込んで、

「大丈夫」

「平気」

と笑って答える。

そんな経験、あなたはありませんか？

実は私は何度もあります。

当時の私は、

傷ついても、つらくても、

とにかく自分の中に「つらさ」や「疲れ」、

「モヤモヤ」を抑えていました。

そうするしかなかったし、

「気持ち」を外に出すことの怖さもありました。

でも、

自分の中に全部抑えて、

とにかく頑張る。

これって、すごく大変なんですよね。

抑え込んだ感情は、

消えずにどんどん積み重なります。

いつしか自分の感情がわからなくなってしまう。

涙が止まらなくなる。

もう何もかも、嫌になってしまう。

そんなことも、あるのではないでしょうか。

だから、

私はあえて

「弱音を吐こう」

とお伝えしたいのです。

つらい気持ちを流す場所も必要

つらかったら、弱音を吐きましょう。

自分の気持ちを打ち明けることで、

楽になることは多いですよ。

言葉にしようとすると、

涙がこぼれるかもしれません。

でも、それでいいのです。

本当は、

涙があふれるほど、

心の中には抱えきれないくらい大きな感情があったということでしょう。

ひたすらに我慢するだけでなく、

涙と一緒に、

つらい気持ちを流す場所も必要ですよ。

大切なのは「弱音を吐く相手」を選ぶこと

弱音を吐くとときの大切なポイントをひとつ、お伝えします。

それは、

「弱音を吐く相手を選ぶ」こと。

HSPさんはとても真っすぐで、

繊細な心を持っている方が多いです。

もし、

自分の気持ちを打ち明けて、

「それはあなたが弱いから」

「頑張りが足りないんだよ」

そんなことを言われたらどうでしょうか？

ショックですよね…(T_T)

ただでさえつらい状況なのに、

さらに傷つけられて、気持ちが追い込まれてしまいます。

だから、

ちゃんとあなたの話を否定せずに聞いてくれる人を選んでください。

あなたの感じ方に理解を示し、

あなたの気持ちを大切に聞いてくれる人がいいでしょう。

もし周りにいない場合は、

私でもかまいません。

私もHSPであり、元アダルトチルドレンです。

（16タイプはINFJです）

あなたの気持ちを大切にお話を聞かせていただきます。

弱音を吐いたその先には

弱音を吐くと、

心が楽になるだけでなく、

それまで見えなかったものが不思議と見えるようになることがあります。

心がいっぱいいっぱいの時は、

どうしても気付かないことがあるんですよね。

心が緩まるからこそ、

先に進めるのです。

HSPさんは、

敏感で、繊細で、

人一倍強い「感じる力」を持っています。

決して、悪いことではありません。

でも、深い感受性を持っているがゆえに、

疲れやすかったり、

傷ついたり、

まわりと合わなかったりと大変なこともあるでしょう。

弱音を吐くのは、

決して、悪いことではありません。

つらいからこそ、

吐き出すことが必要です。

あなたの優しく、素敵な力を守るためにも、

疲れた時、しんどい時は、

ひとりで頑張らずに弱音を吐きましょう。

「相談室そら」は、あなたの味方です。

どんなに小さなことでも、

お気軽にお知らせください。