「いい母親になりたいのに、なれない」

子どもにイライラして、
大きな声で怒ってしまった
くっついてきたわが子に、
つい冷たくしてしまった
こんなこと、ありませんか?
そのあとに、
また怒ってしまった…
いい母親じゃなくて、ごめんね
そんなふうに、
後悔や自責の念につらくなっていませんか?
「いい母親」になりたいのに、
うまくできない。
私自身も、同じように悩んだことがあります。
だから、
これがどんなに切ないことか、
お話を聴くたびに心が締め付けられる思いになります(T_T)
「いい母親になろう」と思うのは素敵なこと。だけど…

「いい母親になろう!」という前向きな気持ちは
とても素敵なことです。
その気持ちがあるから、
できるようになることもあります。
でも、
あまりにも「いい母親にならなきゃ」という思いが強くて、
そのことに縛られ過ぎてしまうと、
自分をどんどん追い込んでしまうことがあります。
「あれもできていない」
「これも、もっとしっかりやらなきゃ」と、
できないことに目が行って、
自分にたくさんダメ出しをしてしまいます。
頑張り屋さんのママに多いですが、
自分を追い詰め過ぎると、
子育てはつらいものになってしまうんですよね(T_T)
それでは、
親も子どもも、
しあわせではありませんよね。
「親も子どもも、しあわせな時間を過ごすために…」
頑張ってしまう主な原因と、
じゃぁ、どうしたらいいかな?というアドバイスを書いてみたいと思います。
あなたの状況や気持ちを振り返りながら、
ゆっくり読んでみてくださいね。
①完璧主義の傾向はありませんか?

「ちゃんとやらなきゃ」
「きちんとできていないとダメ」
そんな気持ちはありませんか?
母親も人間ですから、
家事や育児が思うようにできない日もあるでしょう。
心に余裕がない日や、
感情的になってしまうこともあるもしれません。
私もたくさんありました(^-^;
「もっと、ちゃんとやらなきゃ!」と自分にダメ出しをし続けていると、
自分で自分を追い込んでしまいます。
少しでもできないと、
「ダメだった」と感じてしまったり、
できていないことばかり目が向いて、
自分を責めてしまう人は注意が必要ですよ。
②固定観念に縛られていませんか?

「母親はこうあるべき」
「いつも優しく、きちんとしているべき」
そんな考え方を持っていませんか?
「母親は~であるべき」
この固定観念が強いと、
少しでもできない自分を「失格」のように感じてしまい、
落ち込んだり、
自分を責めてしまうことがあります。
また、
子どもに対する「~であるべき」が強いと、
その通りにならなかった時に、
子どもにイライラしてしまうことがあります。
この固定観念が、
完璧主義につながっていることもあるでしょう。
あなたの中に、
イライラや落ち込みを引き起こす「固定観念」はありませんか?
③他の人と比べていませんか?

SNSや周りのお母さんを見て、
みんなちゃんとできているのに…
それに比べて私は…
そんなふうに感じてしまうことはありませんか?
実は私も、
まわりのお母さんと比較して落ち込んだことが何度もあります。
他のお母さんがとても余裕があるように見えたり、
子どもに優しく接している姿を見て、
できていない自分を情けなく思ったり…
人間だから、
つい誰かと比べてしまうこともあるでしょう。
でも、
それはあくまで「切り取られた生活の一部分」なんですよね。
「外に向けて、整えられた姿」の場合も
あるかもしれません。
「だれかと比べていないかな?」
ぜひ自分に問いかけてみてくださいね。
④忙しさや疲れに、余裕がなくなっていませんか?

子育ては、本当に大変なお仕事です。
睡眠不足になったり、
自分の食事もゆっくり取れなかったり、
子どもに振り回されたり…
家事や仕事が重なり、
ワンオペ状態であれば、
負担はさらに大きくなりますよね。
お母さんだって、ひとりの人間ですから、
心にも体にも余裕がなくなって、
ヘトヘトになっってしまうこともありますよ。
そんな状態だと、
余裕があったらできることも、
できなくなってしまいます。
努力不足ではなく、
心と体の余裕の無さが原因なんですよね。
また、
感受性が高い人は、
子どもの声や感情などの刺激を強く受けやすいです。
気づかないうちに気持ちが振り回されて、
物事がうまく進まないこともあります。
あなたの場合はどうでしょうか?
⑤過去の経験の影響を引きずっていませんか?

子どもの頃の経験は、
大人になってからの子育てに大きく影響することがあります。
たとえば、
厳しく育てられたり、
気持ちを受け止めてもらえなかった経験があると、
同じような場面で心が反応してしまうことがあります。
このくらいで泣くなんて
私はこんなふうにしてもらえなかったのに
そんな感情が湧いてきて、
つい強い言い方をしてしまうんですよね。
また、
親から優しくされた経験や大切にしてもらった経験が少ない場合は、
どうやって関わればいいのか分からない
と感じてしまうこともあります。
これらは、
あなたに愛情が無いとか、
努力が足りないとかではなく、
過去の経験の影響によるものなんですよね。
このように、
「いい母親になりたいのに、なれない」
この問題の背景には、
さまざまな理由が隠れていることが多いです。
今あげた理由以外の場合もあります。
では、
お母さんも子どもも笑顔で、
おだやかな時間を過ごすためには、
どうしたらいいのでしょうか?
4つ、ぜひ知ってほしいことをお伝えしますね。
①あなたにとっての「いい母親」を明確にすること

ひとつ、大事な質問をします。
じっくり考えてみてください。
あなたにとって「いい母親」とは、
どんなお母さんですか?
どんなときも、
怒らないお母さんでしょうか…?
家事が上手なお母さんでしょうか…?
さて、あなたの場合はどうでしょうか?
どうしてこの質問をしたかというと、
実は、
このような「『いい母親』の理想像」が曖昧だと、
周りの情報や他の人のやり方に振り回されやすいからです。
SNSや育児書、周囲のお母さんたちを見て、
そのたびに「こうしなきゃ」と思い、
気持ちが揺れてしまったり…
他の人と比べて「できていない部分」に目が向き、
イライラや落ち込みが湧いてきたり…
自分の子育て指針、
「いい母親とは」といった基準が明確になっていないがゆえに、
さまざまな情報に心が振り回されてしまっているのですね。
不要なイライラや落ち込みを生み出さないために。
一度立ち止まって
「いい母親って、どんなお母さんかな?」
と、いつもより一段深く考えてみてください。
あなたにとっての「いい母親」が明確になると、
まわりの情報に振り回されづらくなります。
取捨選択がスムーズにできるようになり、
心のおだやかさにつながりますよ。
②「できたこと」に目を向ける

お母さんの毎日は忙しいですよね。
でも、
その多くが「できて当たり前」のように扱われてしまい、
自分自身でもそう考えていないでしょうか。
私は、
お母さんは毎日、
たくさんの大変な、そして大切なことをやっていると思います。
・朝起きて子どものお世話をした
・簡単でも食事を用意した
・子どもと出かけられた
・子どもの笑顔が見れた
・今日もなんとか過ごせた
どれも、「できて当たり前」ではありません…!
お母さんの頑張りや努力により、
できていることです。
お母さんにとっても、子供の成長にとっても、
大切なことをされています。
家族にとっても、社会にとっても、
大事なお仕事です。
もっとその価値を大事にしていいと、
私は思うのです。
また、
あなたがいるから、
子どもは「お母さんがいる」と感じられて、
「いつもの毎日」を安心して過ごすことができています。
あなたはその存在を大事にしながら、
できていることも大切にしていいんですよ。
だれかとの比較や評価に流されず、
あなたができていることを意識してみてくださいね。
*「そうは言っても、そう思えないよ」という方は、
「④心の傷を癒し、考え方を整える」を読んでみてくださいね。
③理想を少しゆるめる

完璧主義や固定概念により、
イライラや不安、落ち込みが湧いてきている場合は、
「理想を少しゆるめてあげること」も大切です。
毎日、100点満点の母親でいようとしなくて大丈夫。
子育ては思い通りにいかないことの連続ですよ。
どんなに頑張っても、
疲れる日はあります。
できないときもあります。
あなたの問題ではないこともあるでしょう。
なかなか自分に対する厳しさを緩められないときは、
次の「④心を癒して、考え方を整える」が役に立ちますよ。
④心の傷を癒し、考え方を整える

最後は大事なお話です。
「いい母親になりたいのに、なれない」
この背景には、
これまでの経験や心の傷が影響していることがあります。
頭ではわかっているのに、
感情が強く動いて、
自分でもコントロールできなくなる…
このようなこと、ありませんか?
「我慢をしようとするけど、感情が抑えきれなくて怒ってしまうんです」
「忍耐力が足りないんです…」
それは、
我慢をするという方法自体が、
合っていないのかもしれません。
軽めの感情なら、
「抑えよう」でなんとかなるでしょう。
でも、
湧いてくる感情が強力なものだったらどうでしょうか。
噴火するマグマを抑えるのは困難ですよね。
地中にある、
マグマだまりを量を少なくすること、
そもそも、マグマが湧いてこないようにすること、
その方がうまくいくのではないでしょうか。
感情が強ければ、
抑えるのは大変なこと。
頑張る方向はそちらではなく、
その感情を生み出している根本を癒し、整えていくこと。
これがが大事ですよ。
もし、
「理想をゆるめよう」
「他人と比べないようにしよう」
そう思ってもうまくいかないときは、
そこに、あなたのこれまでの経験が影響しているのかもしれません。
・自分に対して厳しくさせてしまうもの
・他人を気にさせてしまうもの
・イライラさせるもの
・あなたを落ち込ませてしまうもの
・あなたを不安にさせているもの
このようなことを、
ひとつひとつ、きちんと整理し、弱めていくことが大切ですよ。
ちなみにこの過程は、
ひとりひとり、合う方法や流れが違います。
みんな違う経験と個性を持っているのですから、
一概に「これをしたら解決するよ!」なんて言えないのは当然ですよね。
あなたの状況や気持ちに合わせて、
あなたに合う方法を選ぶことが大切ですよ。
(私でよければ、あなたに合わせてお話させていただきますのでいつでもご連絡ください)
かけがえのない「今」を大切に

子育ては期間限定です。
「0歳の時期」は戻ってきません。
「3歳の時期」も戻ってきません。
とにかく忙しくて、
一生懸命にやるしかないこともあるかもしれません。
それでも、
「あのときは大変だったなぁ」
と過去になるときが必ずきます。
子どもはすくすくと大きくなっていきます。
「『今』の子ども」は
『今』だけ。
だから、
「後悔のないように子育てしよう!」
ぜひ、そう思って取り組むのがいいと思います。
あなたの一度だけの子育てが、
より素敵なものになるように。
あなたも子どもも、おだやかに、
笑顔で過ごせる時間が増えるように。
つらいときは私もいます。
素敵な子育てにしていきましょう。
(⁎ᵕᴗᵕ⁎)


