「40歳になったら、踏み出すのが怖くなった。私はもうダメなのかな」

歳を重ねて、踏み出すのが怖くなった

40歳になって、踏み出すのが怖くなった気がします。

私はもうダメなのかなと、思ってしまうんです。

(Nさん)

先日、こんなお話を聞かせていただきました。

(掲載については許可をいただいていますm(__)m)


実は私もこの気持ち、

よくわかるなぁ…と思うんです。


若い方はピンとこないかもしれません。

私も10代、20代の頃は、

「そういうものなの…?」と思っていましたから。


でも今は、

「歳を重ねて、踏み出すのが苦手になった」

「どうして自分はこんなに躊躇してしまうんだろう」

この言葉に「うん、うん」と頷かずにはいられません。

「今の自分」と「過去の自分」を比較して落ち込んでいませんか

このようなときって、

踏み出すかどうかの葛藤に加えて、


「昔はもっと、前向きに挑戦できていたのになぁ」

「今の自分は情けないな」

「歳なのかな」

「もうダメなのかな」



こんなふうに、

「今の自分」と「過去の自分」を比較していることが多いです。


そして、

「今の自分」を否定したり、

できないことに落ち込んだり
してしまうんですね。


「このまま、私はしぼんでしまうのかな…」と、

将来を悲観してしまうことも、

あるかもしれません。


それが、

踏み出せないこと以上に

自分を苦しめてしまうこともあるのではないでしょうか。

実は私の場合も、

「踏み出すかどうか」

「どうして決められないんだ」

「私はもうダメなのかな」など、

さまざまな気持ちが混ざり合って、

胸が苦しくなっていました。


それで、

「どうしてこんな気持ちになっているんだろう‥?」とふと思い、

自分を客観的に見てみたんですね。


そうしたら、

若い頃よりも「失敗のリスク」を強く感じるようになっていることに気が付きました。



年齢とともに「失敗のリスク」を強く感じるようになる――


これは、よく言われることですね。


もちろん、全員がそうではありません。

「そのようなパターンもある」ということですが、

私も気付かないうちに、その沼にはまっていたんですね。

どうして歳を重ねると「失敗のリスク」を強く感じやすいの?

ではどうして、

歳を重ねることにより、

失敗のリスクを強く感じやすくなる場合があるのでしょうか?


まずひとつ考えらえるのは、

「歳を重ねて、時間の有限性を強く感じるようになったから」かもしれません。



若い頃は、

「失敗しても経験になるから、OK!」

「まだまだ時間はある!いろいろ挑戦してみよう!」

そんなふうに思っていたのが、


歳を重ねることにより、

「今は、もう〇歳」

「もし、うまくいかなかったら」

そんなことを考えるようになった…


こういうことは多いのではないでしょうか。


若い頃のように、

「ま、いいじゃん!」と楽観視できなくなるんですよね。



歳を重ねて、

人生は有限であることをひしひしと感じるようになったがゆえに、


いつのまにか、

「失敗=経験だからOK」ではなくなり、

昔より慎重になるんですね。

また、

周りの目が気になることもあるかもしれません。


「まだ、そんなことやっているの?」

そんな白い目で見られたら嫌ですよね。


人生80年、100年、と言われても、

私たちは社会の中で生きています。


歳を重ねたとしても、

その社会の中での「40歳」「50歳」の立ち位置やあり方を無意識的に感じて、

「もし、そこから外れたら…」と考えて、

不安を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

「今まで生きてきた経験」ゆえの躊躇

それからもうひとつ、

「今まで生きてきた経験」も大きく影響していると思います。


どんな人生を生きてきたとしても、

40歳の方は、40年生きてきて、

さまざまな経験を積んでいます。


その中には、

楽しいことや嬉しいことだけでなく、

つらいことや悲しいこともあったかもしれません。


人により程度の差はあるでしょうが、

厳しい場面を経験している方もいらっしゃいますよね。



・慣れていなくて失敗して落ち込んだ

・怒られて怖かった

・人が離れて悲しかった

・断られて寂しかった

・うまくいかなくて涙が出た


こんな場面もあったかもしれません。

もし、

このような「つらかった場面」をたくさん経験していたら、

それを知っているからこそ、

「そんな思いはもうしたくない」と思うのは当然ですよね。


だから、

「踏み出すことによって、

また嫌な気持ちになりたくないな…」

そんな気持ちがブレーキになって、

新しいことに踏み出すのを躊躇してしまうこともあるのではないでしょうか。


*・゜・*・゜


ここまで、

歳を重ねると、どうして新しいことに踏み出しづらくなるのかな…という理由を少し書いてみましたが、

では、

「自分はもうダメかもしれない」と感じてしまうときはどうしたらいいのでしょうか。

どう考えたらいいのでしょうか。


次の3つの考え方を参考にしてみてくださいね(^-^)

①あなたは、ダメになっているのではない

まずはじめにお伝えしたいことは、

「あなたは、ダメになっているのではない」ということ。


「歳をとって、踏み出すのが怖くなった」

「こんなことも踏み出せないなんて、私はもう、ダメだ…」


私自身もそう感じたことがあるから、

その気持ちはよく分かるのですが、


本当は、

ダメになっているわけではない
と思うのです。



「昔はもっと、いろいろなことに挑戦できたのに」

「とりあえずやってみよう!と思えたのに」

「それなのに今は…!」


こんなふうに考えると、

「自分はもうダメなのかな」と絶望的になってしまいます(T_T)



確かに、もしかしたら昔は、

今よりもっと自由な思考で、

勢いがあったのかもしれません。


でもそれは、

「深く考えてなかったから動けた」


のかもしれませんよね。


未経験で、

知らないことがたくさんあったのかもしれません。



でも、歳を重ねた今は、

ちゃんと考える力が備わっていて、

経験もあります。



だから立ち止まってしまうのですが、

それは歳を重ねて「ダメになった」からではなく、

「考える力と経験が付いた」ということでしょう。




もしかしたら若い頃は、

思い立ったら踏み出すような力があったかもしれませんが、


考える力が十分になかったゆえの失敗や、

「やってしまった…」と後悔したこともあったかもしれません。

(私はありましたよ(^-^;)


だから、

若い頃も、今も、

どちらがダメとか、劣っているとかではなく、

一長一短なんですよね。

人間どうしても、

「できないこと」「足りないこと」に目が向いてしまいます。


経験を重ねて、考える力がついたゆえに、

リスクを考えて、踏み出しに慎重になり過ぎてしまう、

そんな不便な面もあるかもしれませんが、


若いときには「若さゆえの困りごと、失敗」も

やはりあったのではないでしょうか?


だから、

「今の自分は、前の自分とは違うタイプの長所を持っている」

そんなふうに考えてみるといいんじゃないかな、と思うのです。



昔は難しかったかもしれない。

でも、今のあなたには考えられる。


そういうことが、

きっとあると思いますよ。

②「昔の自分のようになろう」と考え過ぎない

それからふたつめは、

「昔の自分のようになろう」と考え過ぎないこと。


「昔の自分のようになろう」

「前の自分に戻ろう」


その気持ちが、

モチベーションになることも確かにあります。


「ゴロゴロしていたら、5キロも太ってしまった…!」

「前の自分の体形に戻れるように、頑張ろう!」


そうやって頑張って、

理想の結果を手に入れる人もいますよね。


だから、ケースバイケースではあるのですが、

今回のお話のような「歳を重ねたがゆえの変化」の場合、

あまり強く「昔の自分に戻ろう」と考えると、

人によってはつらくなってしまうことがあるので注意です。



というのも、

私たちが 「前みたいに戻ろう」と思うときは、

今の自分を否定しているときなんですよね。


「今の自分はダメだ」

「今の自分では足りない」

これが前提になっていますよね。


過去と比べては、今の自分を否定し、責めてしまう。

これはとても苦しいことです(T_T)

そして、

「昔とまったく同じように」行動できるようになるとしたら、

それは、

「今持っている経験や知識、考える力を持っていない状態」に戻ることが必要になりますよね。


「記憶や知識、経験」をなかったことにして、

昔の自分のように「何も気にせず動く」。


これは、現実的には難しいことですよね。


しかも、

仮に「記憶や経験」をなかったことにして、

「昔のように、何も気にせず動けるようになった」としても、

そのときは、

「考えないがゆえの失敗」も付いてきてしまうでしょう。


それでは、うまくいかないことも結局出てきてしまいます。


だから、現実的なことを横に置いたまま、

「昔に戻ろう」

「昔のようになろう」

と焦っても、

自分を否定して、落ち込んでしまうことになりかねないのです。

本当は、

歳を重ねた人は、


歳を重ねたがゆえの深く考える力や経験値を持っています。


それは、


あなたが一生懸命に生きてきた証であり、

今のあなただから持っている、

大事な力でしょう。




今の自分を否定せずに、

今のあなただから持っている力をきちんと認識すること、


これが大事ですよ。


「昔の自分に戻ろう」ではなく、

今の自分を大事にしながら、

「今の自分のまま、楽に動けるようになる」


このような目標の方が、

ずっと無理なく、肩の力を抜いて生きられるかもしれませんよ(^-^)

③あなたの足を止めている「嫌な気持ち」を和らげる

「今まで、どんなことを経験してきたか」

それも大きな影響を与えているというお話をしました。


もし、

今までに嫌な経験をしていて、

「また同じようになったらどうしよう…」

そんな不安があなたのブレーキになっているなら、


きっと今が、

その気持ちにちゃんと向き合うタイミングかなと思います。



そのままにしている「不安」や「怖さ」は、

同じような状況になったときに、

何度も繰り返し出てきます。



そして、

あなたの行く手を阻みます。



「今までも、同じような気持ちになって、

踏み出すのを辞めていたな…」

そんなふうに感じることがあったら、

なおさらでしょう。


足が止まってしまうときは、

より自由に、

より楽に生きられるヒントが隠されているのかもしれない、

そのきっかけを掴んでいるとき。



そんなふうに考えてみるといいですよ(^-^)


「今がチャンス!」と考えて、

あなたの足を止めてしまう気持ちとちゃんと向き合って、

その不安や怖さをやわらげていきましょう。

「今のあなた」を大切に、「今のあなたの長所」を活かしながら、「楽に動けるようになる」

今書いたことは、

「些細なこと」と思うかもしれませんが、

このような「些細なこと」が、

人生のさまざまな岐路に影響します。


そのような場面を、

今までたくさん見てきました。


「些細なこと」と感じるような問題をほどくことが、

毎日をより楽に生きられるようになるきっかけになる、


こういうことは往々にしてあります。


まずは、

今の自分を振り返り、

難しくなったことだけでなく、

できるようになったことや得られたこと、

今の自分だからできることなどを棚卸しすることからはじめましょう。



そして、

「今のあなた」を大切に、

「今のあなたの長所」を活かしながら、

「楽に動けるようになる」



これをぜひ考えてみてくださいね(^-^)



もし、

いろいろなモヤモヤが付きまとっている場合は、

私も力になります。

いつでもお知らせください(^-^)

 

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