ひとりで全部、抱えていませんか?

生きづらさや親との問題、

子育てやパートナーのこと。


ひとりで全部抱えて、


頑張っていませんか?



私たちは人生で、

さまざまな問題やストレスにぶつかることがあります。


ときにはそれがすごく重たくて、

どうしたらいいのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。



そんなときに

  • こんな小さなこと、相談しない方がいい。
  • 相談するなんて、恥ずかしいことだ。
  • 否定されるのが怖い。
  • 自分の問題は自分で解決しなければならない。
  • 人を信用できない。
  • どう思われるのか怖い。
  • 他人に迷惑はかけられない。
  • みんな自分で何とかしてるのだから、自分もひとりで解決しなきゃ。


こんな気持ちが強いと、

だれにも相談できず、

ひとりで抱えてしまうことがあります。



あなたも、そんな状態になっていないでしょうか。

私も「相談すること」ができなかった

実は私自身、

「相談すること」がまったくできませんでした。


子どもの頃から、

『相談』なんて、漫画とテレビの中だけの話。

そんなことをしても、

自分が傷つくだけ。

どうせだれもわかってくれない。

ひとりでなんとかするしかない。


心の底からそう思い、

大人になってもずっと、

そう感じながら過ごしてきました。


「相談」という方法が、

私の選択肢にはなかったのです。

どうして「相談すること」が難しくなってしまうの?

「相談すること」が難しくなってしまうのはなぜでしょうか?


多くの場合、

子どもの頃の体験が関係しています。


たとえば、

勇気を出して悩みを相談した時のことを考えてみましょう。


もう限界で、意を決して話したのに、

  • 笑われた。
  • 「そんなの大したことない」と言われた。
  • ちゃんと聞いてもらえなかった。
  • 気持ちをわかってもらえなかった。
  • 怒られた。

もし、こんなことになったら、

とても悲しい気持ちになりますよね。

心が傷ついてしまいます。


そして、

このような体験が繰り返されたり、

深く傷が刻まれたりしたら――


なにか困ったことがあっても、

相談しても、意味がない。

自分が傷つくだけ。

ひとりでなんとかした方がいい。

そんなふうに感じてしまうでしょう。


心の中は、

他人への「不信感」や

相談することへの「恐怖」「不安」でいっぱいなのです。




そして、

いつしか「相談する」という方法は見えなくなり、


つらくてもひとりで頑張ってしまうのです。


あなたの場合はどうでしょうか。

「相談すること」に躊躇や抵抗はありませんか?

不信感や恐怖、不安を手放せたのは

私は昔、

強い不信感や恐怖、不安を持っていました。


それらを手放せたのは、

温かい言葉をかけてもらったり、

助けてもらったりして、

「世の中にはこんな人もいるんだ」と、

育った家庭では得られなかったことをたくさん体験できたからです。


「相談してもいいんだ」

「大丈夫なんだ」



そんな感覚が私の中で少しずつ積み重なって、

人への信頼や安心感を、

もう一度作り直すことができました。



これらはすべて、

自分ひとりでは得られなかったこと。



「人」によって傷つけられて、

強い不信感や恐怖、不安でいっぱいになった心は、



やはり「人」によって癒されて、


新しい生き方に変わるのだと思いました。

あなたに体験して、知ってほしいこと

心に深い傷を持っている人にとって

「相談をする」というのは、

とても怖いことだと思います。


傷つく体験を重ねていればいるほど、

恐怖と不安に飲み込まれてしまうでしょう。


当時の私もそうだったから、

その状況は痛いほどよくわかります。



私は自分の経験から、

勇気を出してお話をしてくださった方を怒ったり、

否定したり、突き放したりするようなことは決してしません。



どんなに小さなことでも、愚痴でも、

ここでは全部大切にしています。


「あなたが安心して話せる」


それがまず大切だからです。



あなたにも、

「話しても大丈夫なんだ」

「話すと心が軽くなるんだ」

そんな新しい体験をして、

話すことで、変化があるということ。

より良い方向へ進めるということ。

これらをぜひ知ってほしいと、

心から思っています。



「相談室そら」では、

うまく伝えようと頑張る必要はありません。


あなたは今、どんな気持ち…?

どんなことがあったの…?


ひとりで抱えて頑張らなくて大丈夫。

あなたのお気持ちや考えていることを、

あなたのペースで教えてくださいね。