大人が読んでも感動する。
考えさせられる。
子どもと一緒に読んでもいい。
絵本の世界はとても広いです。
そんな絵本の世界から、みなさんにおすすめの一冊をご紹介します(^-^)
「たまごにいちゃん」
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「たまごにいちゃん」という絵本をご存知でしょうか?
たまごにいちゃんは、もうお兄ちゃんだけど、たまごのからをつけています。
自分でつけていることを選んで過ごしているのです。
なぜでしょうか・・・?
「もうお兄ちゃんなんだから」
幼い頃に、
「もうお兄ちゃんなんだから」
「もうお姉ちゃんなんだから」
「もう1年生なんだから」
そう言われて、
「本当はもっと甘えたいのに」
「お母さんにくっついていたいのに」
「あのおもちゃで遊びたいのに」
という気持ちになったことはありませんか?
まるで、
「甘えたい」
「くっついていたい」
「あのおもちゃで遊びたい」
と思うことはよくないことのように、
自分の気持ちを否定されたような悲しい気分になったことはないでしょうか?
ずっと赤ちゃんでいたい
私の子どもは昔、
「ずっと赤ちゃんでいたい」
と言っていました。
だって大きくなったら、抱っこをしてもらえなくなるから。
ベビーカーに乗れなくなるから。
お気に入りのかわいい靴や服を身につけられなくなるから。
進級、進学をしなければいけなくなるから。
だから、「ずっと赤ちゃんでいたい」と言っていました。
そうなんだね、とその頃はよく子どもとその話をしていたのを覚えています。
「大きくなりたくない」
と思っていても成長するし、子どもの成長は親としては嬉しいことです。
だけど、子どもの心がついていかないことがあるんですよね。
その子にはその子の成長の速度があります。
他の子と比べて、遅いとか、早いとかではありません。
そんなことは本人には関係がないのです。
大切なのは、子どもの気持ちを認めてあげることです。
「みんなと一緒のことをやりなさい」
「早くできるようになった方がいい」
という考え方がありますが、その前に、
「その子にはその子のペースがあり、大切な個性があること」
を覚えておかなくてはなりません。
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「たまごにいちゃん」にはとてもたくさんのシリーズがあって、「たまごねえちゃん」もあります。
たまごにいちゃんは、
「その子にはその子のペースがあり、大切な個性があること」
「子どもには、子どもの気持ちがあること」
「自分もそうだったかもしれないな・・・」
ということを思い出させてくれる絵本です。
くすっと笑えるところもあって、お子さんと一緒に読むのもおすすめです。
ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
あなたはあなたのペースで、お子さんはお子さんのペースで進んでいきましょうね(*^-^*)
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。