「もうお姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから」
幼い頃に、
「もうお兄ちゃんなんだから」
「もうお姉ちゃんなんだから」
「もう1年生なんだから」
そう言われて、
「本当はもっと甘えたいのに」
「お母さんにくっついていたいのに」
「あのおもちゃで遊びたいのに」
という寂しい気持ちになったことはありませんか?
まるで、
「甘えたい」
「くっついていたい」
「あのおもちゃで遊びたい」
と思うことはよくないことのような感じを受けて、
自分の気持ちを否定されたような悲しい気分になってしまいますよね。
ずっと赤ちゃんでいたい
私の子どもは昔、
「ずっと赤ちゃんでいたい」
と言っていました。
「だって大きくなったら、抱っこをしてもらえなくなるから。
ベビーカーに乗れなくなるから。
お気に入りのかわいい靴や服を
身につけられなくなるから。
進級、進学をしなければいけなくなるから。
だから、
『ずっと赤ちゃんでいたい』」
そう言っていました。
人は、
「大きくなりたくない」
と思っていても成長します。
だけど、子どもの心がついていかないことがあるのです。
その子にはその子の成長の速度があります。
他の子と比べて、遅いとか、早いとかではありません。
そんなことは本人には関係がないのです。
大切なのは、
子どもが気持ちを認めてもらうことです。
「みんなと一緒のことをやりなさい」
「早くできるようになった方がいい」
という考え方がありますが、
その前に、
「その子にはその子のペースがあり、大切な個性があること」
を覚えておかなくてはなりません。
あなたは
自分の本当の気持ちを認めてもらっていましたか・・?
悲しい気持ちになっていませんでしたか・・?
もし今もモヤモヤしたり、
「悲しかったな・・」という過去を思い出すことがあるなら、
ひとつずつ手放していきましょうね。