「子どもの受験結果を受け入れられない」イライラ、落ち込み…親の姿勢が子どもの人生に影響を与える

受験後の親の対応が、子どもの人生を変える

受験で良い結果を得られなかったとき、

親の言葉や態度が子どもの心に深い傷を残し、

その後の人生に大きな影響を与えることがあるのをご存知でしょうか?



子どもの人生を大切にするために…!

大切な親子関係を壊さないために…!

今日は大切なことをお伝えします。

親の反応が子どもを追い詰め、「心の傷」を作ってしまう

カウンセリングではご相談者さまから、

「私は、当たり前のこともできないんです」

「もっと頑張らないとダメなんです」

このような声をお聞きすることがあります。


その中には、

受験が「心の傷」として残っている方もいらっしゃいます。




たとえば、

一生懸命に勉強した。

親から「絶対合格しなさい!」と言われていた。

だけど、うまくいかなかった…

親からは、

「どうしてあの子は受かったのに、お前はダメだったんだ?」

「お前の努力が足りなかったんだ!」

と怒られてしまった。

こんなふうに親から責められ、

深く傷ついた過去を持っていらっしゃる方。



また、

受験に失敗してから母親がひどく落ち込み、

家の中が暗くなった。

うつむき、無言でため息をつく母親を見て、

「私のせいでこうなったんだ」

「親をがっかりさせてしまった」

と申し訳なく感じた。

こんなふうに、申し訳なさや罪悪感を感じ、

自信を失くしてしまった方。


どちらも、切ないですよね…(T_T)



他にもさまざまな方がいらっしゃいますが、

今回、例として書いたように、

「受験」そのものではなく、

親の言葉や態度により子どもが追い込まれて、


大人になった後もその影響を受け続けているケースは実際にあります。



もしかしたら、

親自身も心の整理ができず、

感情をぶつけてしまったり、

落ち込みに引きずられてしまっているのかもしれませんよね――


あなたはどうでしょうか?


どうしてこのようなことが起きてしまうのでしょうか?

親が「子どもの受験結果」を受け入れられない理由

「親が子どもの受験結果を受け入れられない」

このようなことは、どうして起こるのでしょうか?


受験に向けて、

親自身も子どもと一緒に、

一生懸命に頑張ってきたのかもしれません。


「あんなに頑張ってきたのに…!」

と、すぐに心の整理ができないこともあると思います。


だけど、


・それでもなかなか受験結果を受け入れられない。

・子どもにイライラしてしまう。

・落ち込みから抜け出せない。

・気持ちのコントロールができない。



このようなときは、

もしかしたら親の心の中に、

強いイライラや落ち込みを生み出している原因があるかもしれません。


たとえば、

次の3つのような場合です。

1. 自分の夢や理想を子どもに託している

親の落ち込みやイライラが大きい場合、

実は、親自身が叶えられなかった夢を子どもに託していることがあります。


たとえば、

・有名大学への進学

・特定の職業に就くこと

など、親自身が叶えられなかった夢を、

子どもを通して実現させようとしているのですね。


このような場合、

子どもの失敗は「自分が叶えられなかった夢」の失敗になります。


そのため、


まるで自分のことのように深く落ち込んで立ち直れなかったり、

叶わなかったことにイライラしたりしてしまいます。

2. 「子どもの成功」が親の価値につながっている

子どもの進学や就職が、

親の価値につながってしまっている場合もあります。


このような場合、

子どもが進学校に進学したり、有名企業に就職したりすると、

親自身の価値が上がったように感じます。


もちろん、

子どもが順調に人生を歩んでいくのは

親として嬉しいことですよね。


安心するし、

親も誇らしい気持ちになることもあるでしょう。



だけど、

あまりにも「子どものステータス=親のステータス」といった構図が強い場合は、

問題があらわれることがあります。



たとえば、

親自身のステータスをあげるために、

子どもに勉強やスポーツ、容姿、進学先、就職先など、

いろいろなことを強く求めてしまう。



これは比較的多いように感じます。



そして、

期待通りの結果を子どもが出さなかった場合。


親は

「自分の価値が下がってしまった!」

「価値が上がると期待していたのに、上がらなかった!」


そんなふうに感じてしまい、

強いイライラや落ち込みにつながってしまいます。

3. 世間体を気にしていて、周囲と比較する傾向がある

それから、

世間体を気にしていて、周囲と比較する傾向がある場合も、

イライラや落ち込みが大きくなってしまいます。



つい、

子どもの気持ちや頑張りより、

「世間体」や「周りより上か?下か?」に敏感になってしまい、

○○さんの子どもは合格したのに、

どうしてあなたはダメだったの!?

○○くんは受かったのに…

もう恥ずかしくて外を歩けない!

こんな言葉を、

気持ちを抑えきれずに子どもに言ってしまう。


親自身、

自分の気持ちでいっぱいなんですよね。


でも、

言われた子どもは悲しくなってしまいますよね(T_T)

受験が終わった後、子どもの心に残るものは

親が、

1. 自分の夢や理想を子どもに託している

2.「子どもの成功」が親の価値につながっている

3. 世間体を気にしていて周囲と比較する傾向がある


このようなことが原因で子どもの受験結果を受け入れられず、

厳しい態度をとってしまった場合――


そして、それにより、

子どもが深く傷ついてしまった場合――


子どもにはどのような影響があると考えられるでしょうか?


これまでのカウンセラーとしての経験から、

次のようなことがあげられます。

①自身を失い、挑戦することが怖くなる

親の態度により、

子どもが「自分はダメなんだ」と思い込み、

自信を失ってしまうことは多いです。



その後の進学や就職、新しい挑戦の場面で、

「うまくいかなかったら、また親をがっかりさせてしまう」

「自分はできないんだ」

と感じてしまい、踏み出すことが怖くなってしまいます。

②やりたいことがわからなくなる

挑戦することが怖くなると、

やりたいことがあっても踏み出せなくなってしまいます。


気持ちを抑え込んでしまうこともあるでしょう。


また、

「自分はダメだから、親の言う通りにしなきゃ」

と感じて、


自分の気持ちを大事にできなくなってしまうこともあります。


その結果、

子どもは「やりたいこと」がわからなくなり、


人生に悩んでしまう場合もあるでしょう。

③親子関係に溝ができる

親のイライラや落ち込みを目の当たりにして、

子どもが親に不信感やモヤモヤした思いを持ってしまう場合もあります。

親にとって私は、

ステータスを上げるための道具だったのかな

私の気持ちは考えてくれないのかな

そんなふうに子どもが感じて、

親子関係に溝ができてしまうのです。



他にも、

さまざまな影響が考えられますが、

どの場合も切ないものです。



親自身、

気持ちをうまく整理できなかったり、

どうしてこんなにイライラしたり、落ち込んだりするのか

自分でもわからない場合もあるでしょう。



それでも結果として、

子どもに深い傷を作ってしまったり、

親子関係にヒビが入ったりしてしまうのは、

子どもを想う親だったら切ないと思うのです。


親も子どもも、

しあわせではないですよね。


私は、

「そんなふうになってほしくないな」

そう思います。



では、

子どもが受験で思うような結果を得られなかった場合、

親は子どもに、

どのように接したら良いのでしょうか?


そしてもし、

その事実を親が受け入れられない時は、

親はどうしたら良いのでしょうか?



大切なことを4つお伝えします。

①~③を読んで、

「そうは言っても、やっぱり難しいよ…」という場合は、

無理をせず、④を読んでみてくださいね。

①子どもの気持ちを最優先にする

子どもが受験で思うような結果を得られなかった場合、

当たり前のようですが、

「子どもの気持ちを最優先にする」

この姿勢が最も大切です。


親も人間ですから、

気持ちが動揺して、完璧にできないこともあるかもしれません。


それでも「この姿勢を心がけよう」、

そう心に決めておくだけで、

温かい声かけにつながることもあると思います。



「自分の気持ちを大切にしてくれる」

そう子どもは感じられて、

それが、親子の深い絆を作っていきます。



子どもは親をよく見ています。


子どもが受験結果に加えて、

親のイライラや落ち込みにより

追い詰められてしまわないように。


完璧じゃなくてもいいから、

「子どもの心に寄り添う姿勢を持とう」と

心がけてくださいね。

②受験結果ではなく、努力を見る

子どもの気持ちに寄り添う際は、

受験の合否ではなく、

ここまで努力してきたことをしっかり認めてあげましょう。


これまでの過程を振り返り、

親子で頑張ったことを思い出してみてくださいね。


親も頑張ったし、

子どもも頑張った。


きっと、そんな毎日だったのではないでしょうか。



「最後までよく頑張ったね」


そんな温かい言葉を子どもにかける。



そして親も、自分自身に、

「よく頑張ったね」と言ってあげましょう。


親も頑張ったんですよね。



努力を認めてくれる。

そんな人がいるだけで、

子どもは救われるのではないでしょうか

③子どもの未来は無限に広がっている

子どもが受験結果で思うような結果が得られなかった時、

親は、子どもの将来が心配になってしまうこともあると思います。


だけど、

受験はあくまで「通過点」です。


思うような結果が得られなかったからといって、

人生が終わるわけではありません。


子どもの未来は、


親が考えるよりずっと広いかもしれません。



その可能性を子どもに示せるのは親です。



親にとっても、子どもにとっても、

現実を突きつけられるのはつらいもの。


このようなときに親が絶望的になると、


子どもも影響を受けてしまいます。


「もう自分はダメかもしれない…」

そんなふうに感じてしまうこともあります。



だから、まずは親が、

「子どもの未来は無限に広がっているから大丈夫」

そう思えるように。



そして、

「これからどうしていくか、一緒に考えよう」

と前向きな声かけができるように。


親が前を向くことで、

子どもも前を向きやすくなりますよ。

④親自身の感情を整理する

そうは言っても、


「子どもの受験結果を受け入れられない」

「イライラやモヤモヤが湧いてきてしまう」

「落ち込んで立ち直れない」


そのようなときは、

その感情をそのまま子どもにぶつけず、

一度、しっかり感情を整理する時間を持ちましょう。




子どもにぶつけても、

子どもの心に傷を作り、

親子関係にヒビを入れてしまう可能性があります。


それでは、親も子どもも悲しいですよね。



お話したように、

親の心が大きく揺れ動いてしまう背景には、


1. 自分の夢や理想を子どもに託している

2.「子どもの成功」が親の価値につながっている

3. 世間体を気にしていて周囲と比較する傾向がある



このような問題が隠れていることがあります。


そのような場合は、

親自身が、

自分の感情や考えを整理して、落ち着く時間を持つこと。


これがとても大切です。



「子どもの結果」ではなく、

実は「親自身の問題」が親をつらくさせていて、

場合によっては、

子どもにも負の影響を与えてしまう――


このようなこともあります。



だからもし、

・なかなか受験結果を受け入れられない。

・子どもにイライラしてしまう。

・落ち込みから抜け出せない。

・気持ちのコントロールができない。



そんなときは、

自分自身の心としっかり向き合う時間を作りましょう。


そして、

イライラの原因を知り、

ひとつひとつ、この機会に手放していきましょう。


それがきっと、

親自身のためにも、子どものためにもなります。



自分の感情や考えと向き合うのは、

ひとりでじっくり行うのもいいですが、

誰かに聞いてもらうのも良い方法です。


特に、

気持ちがあふれてくるような時や、

どうしたらいいかわからない時は、

第三者に聞いてもらったり、意見をもらったりすることにより、

心が軽くなったり、

新しい視点を取り入れられたりします。



もし、話せる人がいない場合は、

私で良ければ、あなたのお話をお聴きします。


心を整えてから、

子どもと話す。



このことを大切にしてくださいね。

親の心構えが、子どもの未来につながる

「受験」そのものではなく、

「受験を通じて親からどう扱われたか?」が

子どもの心に深い傷を残してしまう。


子どもの立場に立ってみると、

頑張ったのにとても切ないことでしょう。



子どもは、親とは別の人生を生きています。


親の夢を叶えたり、

親の価値を上げたりするために存在しているわけではありません。

「親の人生=子どもの人生」でもありません。



どんな結果であっても

「子どもを受け入れる」

「努力を認める」

「大丈夫だよ、と安心させてあげる」

このような対応ができるといいですね。



周りと比べず、

子どもの可能性を見てあげられたらいいですよね。



でも、

なかなかそれが難しくて、

結果を受け入れられず、

イライラしたり、落ち込んで引きずってしまうときは、


まずは親の心を整えるために、


気持ちを整理したり、

吐き出したりすること。


「受け入れられない」



そこには親の理由が隠れていて、


親も子どももつらくさせているのかもしれません。



自分を責める必要はありません。

「ちゃんと向き合ってみる」

それが大切です。


あなたの心の中の理由をほどき、

子どもにあたたかく、前向きな姿勢で向き合えるように。


やさしく心を整えましょう。


より良い親子関係になるように。

心がつらい時は、

いつでもご連絡ください(⁎ᵕᴗᵕ⁎)

 

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