「夫が怖い」「不安だ」それはモラハラではありませんか?

「夫が怖い」「何を言われるか不安になってしまう」

モラハラ?

時計を見ると、そろそろ夫が帰ってくる時間。

心がざわざわして、

動悸がしてくる・・


このようなことはありませんか?


パートナーや夫に関するご相談は

多く寄せられています。

夫は機嫌が悪いと

ドアや冷蔵庫をバン!と閉める。

ドンドンと歩いたりすることもある。


そのたびに動悸がして、

苦しくなってしまう。

夫がとにかく怖い。

突然機嫌が悪くなる夫に対して、

どうしてもっと夫を察せなかったのかと

自分を責めてしまう。


ため息をつかれると、

怖くてどうしようもなくなってしまう。

話しかけても、

「うるさい」と言われたり、

無視されたり、

馬鹿にされたり・・


もうつらくて、

どうしたらいいのかわからない。

このようなご相談は後を絶ちません。

モラハラとは

モラハラとは

モラハラとは「モラルハラスメント」の略です。


「モラル」という言葉は「道徳的」という意味で使われますが、

「精神的な」という意味もあります。


「ハラスメント」の意味は「嫌がらせ」。

つまり「モラハラ」とは、

「精神的な嫌がらせ」を意味しています。

相手を追い込む「精神的な嫌がらせ」

「精神的な嫌がらせ」とはどのようなものでしょうか。

たとえば、次のような例があげられます。

  • 無視をする。
  • 威圧的な態度をとる。
  • 大きな音で威圧する。
  • 聴こえるように嫌味を言う。
  • 理由なく不機嫌な態度をとる。
  • 暴言を吐く。
  • 間違いを責め立てる。

相手を叩いたり、蹴ったりする場合、

相手に与えるのは身体的なダメージですが、

モラハラの場合は

相手に対して精神的なダメージを与えます。



心が傷ついたり、

不安が続いたりしたら、

心にはストレスがどんどん蓄積されていきます。



私たちの心と体は繋がっています。


心にストレスが蓄積されていくと、

当然、体にも影響が出ます。


そのため、

モラハラの場合、

体に直接ダメージを与えられていなくても、

動悸や慢性的な疲れ、


不眠といった「原因不明の不調」として

体にあらわれてしまうことがあります。




目に見えない攻撃により、

相手はどんどん精神的に追い詰められて、

心も体もボロボロになってしまう・・



そんな怖さがモラハラにはあるのです。

実は私自身も、

モラハラの渦中にいたことがあります。


今はとてもおだやかに過ごしていますが、

当時はほとんど一年中、

原因不明の不調に悩まされていました。


さまざまな病院に、

毎月お世話になっていました。


今思い返すと、

限界の中で頑張り続けていたのだと思います。


当時はただ「頑張らなきゃいけない」という思いが大きく、

「モラハラだ」

と気付くまで時間がかかってしまいました

モラハラの罠「気付かない理由は?」

モラハラに耐え続けていませんか

モラハラは、

その渦中にいて被害者となっている時は、

自分がモラハラに巻き込まれていることに気付くことが難しい場合があります。

「夫は私に対して厳しい所もあるけど、

それは妻として、

人として、

私に未熟な部分があるから。


だから、

私がもっと頑張ったらいいんだ」


こんなふうに

「今の状況は

自分の力が足りないから起きていることだ」

と無意識的に考えてしまい、

頑張り続けてしまう方もいらっしゃいます。

「昔は良い人だった」

昔は良い人だった

モラハラを受けていると気付きにくい理由として、

「昔は良い人だった」

「優しい人だった」

というケースも多いです。


実際、ご相談でも

「昔はすごく良い人だったんだけど・・」

という言葉はよくお聞きします。



昔は良い人だったのに、

今は無視をされたり、

イライラした態度をとられたり・・

「私がちゃんとできないから、

夫をイライラさせてしまうんだ」

「私が頑張ったら、

夫との関係は良くなるはず」


そう思って、

モラハラを受けている方は頑張ってしまうのです。



「昔は良い人だった」

「優しい人だった」

という経験や

相手を思う気持ちが、

自分の状況を冷静に見つめることを難しくしてしまうこともあります。



あなたはどうでしょうか?

社会的地位や評価が生む、見えない不平等

夫婦の対等性

もうひとつ、

自分がモラハラの被害者になっていることをわかりづらくさせてしまう要因として、


「夫の社会的地位」や

「夫に対する世間の評価」


があります。


たとえば、

・妻はパートで、夫は正社員であり、収入に差がある。

・夫はまわりから「できる人」と評価されているらしい。

といった場合です。

「社会的地位のある夫が言っているのだから、

夫が言うことは正しいはずだ」

「夫は世間から評価されている人だ。

だから、

自分は従わなければならない」


いつのまにか、そんな考えに飲み込まれて、

対等な関係が崩れてしまっている場合があります。


これは珍しいことではなく、

本当によくお聞きすることです。



あなたのパートナーとの関係はどうですか?

いつからか、

歪んでしまっていないでしょうか?

幼少期のつらい体験やHSPの影響

幼少期につらい思いをしながら成長した方や、

相手の気持ちに敏感で

変化に気付きやすいHSPさんは、

いつのまにかモラハラの被害者になっていることがあります。

・子どもの頃から、否定や批判をされてきた。

・自分がとにかく、頑張らなければならない毎日だった。

・だれかに大切にしてもらうことが難しいまま大人になった。

・自己肯定感が低い。

・人に相談すること、頼ることが苦手だ。


あなたは、当てはまることはありませんか?


また、

実家に相談したり、頼ったりすることが難しい。

といった「逃げられない環境」から、

とにかく耐え続けなければならなくなっている方もいらっしゃると思います。


私もまさに「逃げ場がない」状況でした。


今ならよくわかりますが、

「逃げ場がない」状況で追い詰められてしまうからこそ、

完全な第三者に相談することが大事なのだと思います。


また、

HSPさんは、モラハラをする人とは相性が良くありません。


HSPさんは相手の言葉や感情に敏感です。

深く傷つき、

いろいろな事を考えて、

「自分が悪いのでは」と自分を責めてしまうことがあります。


そのため、

モラハラを受けても我慢してしまい、

不平等で支配的な関係が続いてしまうことがあります。


*HSPについては、こちらに詳しく書かれてします↓


本当はつらいのに頑張り続けていると、

先にもお伝えしたように、

心身の不調を引き起こしてしまう可能性があります。


あなたの体力は有限ですし、

大切な感情もありますよね。


悲しいものは悲しいし、

つらいものはつらいですよね。




モラハラの中で耐え続けるストレスは

相当なものです。


私は自分の体験から、

「モラハラが引き起こす心身への影響の大きさ」

「自覚のしづらさ」を身を持って知りました。



このようなつらい経験を

他の人にはしてほしくない!と強く思います。

「モラハラを受けているのかもしれない」と思ったら

モラハラかもしれない

もし、

「モラハラを受けているのかもしれない」

と思ったら、

番大事なのは「ひとりで抱えないこと」です。



モラハラの被害者になっている時は

客観的な判断がしづらいです。


モラハラを受けていることに気付かないまま、

心も体もすり減らしている場合が多いです。




夫やパートナーに対して

「怖い」

「不安だ」

と感じていたら、

それはモラハラが関係しているかもしれません。


すでに夫婦関係が歪んでしまっている可能性もあります。


そのようなときは、

「このくらい」と感じるようなことであっても、

完全な第三者に相談してみること
がとても大切です。


あなたの場合は、

相談できる人、頼れる場所はありますか・・?

・まわりには相談できる人がだれもいない。

・だれかに話して、夫やパートナーにばれるのが怖い。

・そもそも、相談するような内容なのかわからない。


このような場合は、

もし私で良ければゆっくりとお話を聞かせていただきます。


どんな状況であっても、

決してあなたを責めたり、

否定したりすることはありません。



モラハラは、

心も体もボロボロにしてしまいます。

あなたの不安や怖さ、

我慢しないでくださいね。

*・゜・*・゜・*・゜・*・゜・

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