それは親子の共依存?特徴と原因は。どうしたらいいの?

もしかして、共依存?

もしかして共依存?

「母は家庭の中で孤立していた。

父は子育てに関与せず、母に対して怒鳴っていた。

祖父母も母を助けようとはしなかった。


子どもの頃からそんな状況を見て、

母をかわいそうに思い、母を守ろうとしていた。

母の愚痴を聞いたり、味方になったりした。


そのまま大人になり、今も自分は母のために話を聞いたり、

帰省をしたりしている。


本当は「母が重い」「疲れた」と感じることがあるけど、

母を見捨てることはできない。

自分自身、母の言うことを聞かないと不安になってしまう」


このような状況になっていませんか?


このようなお話は表立って気軽にできることが少ないです。

自分の内側に抱えながら

「自分が何とかしたらいい」

とつらくなりながら頑張り過ぎていないでしょうか。

親子の共依存とは

親子の共依存とは

親子の共依存とは、

親と子どもが互いに強く依存しあっていて、離れられない状態になっていることを言います。


親子なので、多かれ少なかれ依存はあるものですが、共依存の場合は、

子どもが自立できなかったり、

離れたい気持ちはあるのに離れられなかったりという問題が起きてしまいます。

 

また、共依存に陥っている場合は、

親と子どもの心や考え方がくっついているような状態になっていることが多いです。


子どもの問題なのに、親が入り込んで自分の思うようにしようとしたり、

親の問題なのに子どもが自分事のように感じてしまったりと、

親と子の境界があいまいになり、適切な距離を維持しづらくなってしまいます。

共依存になっている親と子の特徴

親子の共依存について

共依存は、お互いに自覚がない場合がほとんどです。


子どもは小さなころからその環境で生きているため、「これが普通」と感じて、

距離感の近さやお互いの領域に入り過ぎていることに気付くことが難しいのです。


さまざまなケースがあるので、これから書くことはほんの一例になりますが、

あなたに似たケースは無いか、チェックしてみましょう。

親の特徴

親の特徴
  • 子どものことなのに、「~した方がいい」「~するのはダメだ」と子どもが自分で判断できる年齢になっても口を出す。
  • 親の価値観や考え方を子どもに押し付けようとする。
  • 自分の思い通りにしようとする。
  • 親の思い通りにならないと、子どもを否定したり、批判したりする。
  • 子どもが失敗しないようにと、子どもが成長しても過剰に先回りをして世話を焼く

「過保護、過干渉」と言われるような内容が多いですが、

一方で子どもを否定したり、自信を失わせてしまうような言葉を投げたりすることもあります。


このような親の背景には、

  • 親自身、なんらかの心の問題を抱えている。
  • 家庭の中で、孤立している。
  • 夫婦仲が良くない。

といったことが関係している場合もあります。

子どもの特徴

子どもの特徴
  • 家庭の中で孤立している親を守ろうとしてきた。
  • 心や体の弱い親を守ろうとしてきた。
  • 親の愚痴を聞いてきた。
  • 一方で、その親から否定されたり、認めてもらえなかったりというつらい経験を重ねてきた。
  • 親にわかってほしいという思いがある。
  • 「本当の自分はわかってもらえない」というつらさを抱えている。
  • 親の価値観や考え方、判断にそって生きてきたため、自分で判断することが苦手。
  • 自分で判断しようとしても、親の考えや自分への評価が気になり、親の考えに合わせてしまう。
  • 親の承認がないと行動できない。
  • 自分に自信がない。
  • 自己肯定感が低い。
  • 「親は自分のためを思って言ってくれているのに、自分ができないから」と思ってしまう。
  • 親から離れると、どうしたらいいのかわからない。
  • 「自分が離れると親を悲しませる」「自分が離れたら親は生きていけない」と思い、親から離れられない。
  • 何か問題が起こると「自分が悪い」「自分に責任がある」と考えてしまう。


あなたはどうでしょうか?

親による口出しや、言うとおりにしないと否定されたり、批判されたりすることにより、

子どもは「親の言うとおりにしなければ」と思うようになります。


そうすると、自己肯定感や自主性が十分に育まれないため、

そのまま大人になり、自分で判断することが苦手になってしまいます。


自分に自信がなく、不安も大きいため、

さらに「親の言うとおりに」という思いが強くなり、親と距離を置くことが難しくなります。


また、親のことが大切だからこそ、

親の気持ちに寄り添い、親の望むような子で頑張ろうとすることもあるでしょう。


共依存の背景には、このようなさまざまな要因が絡み合い、

複雑になっていることがとても多いです。

「共依存」は子どもの良さを伸ばし、自立することを妨げてしまう

共依存は子どもの良さを伸ばし、自立することを妨げてしまう

人間の子どもは生きるために、親に依存します。

子どもは親に保護してもらい、衣食住を提供してもらう必要があるからです。


また、人は親を手本にして言葉やこの世界での生き方を学びます。


子どもは親や親の代わりとなるような人に依存するのが自然なことであり、

成長とともに自分なりの価値観や生き方を築きながら、親への依存度を変化させていくのです。


成長しても親子だから多少の依存はあるでしょうが、

子どもは成長とともに親と適切な距離を作り、自立し、自分の人生を歩んでいきます。

自分の人生を築く

しかし、共依存の状態ではこのような自立ができないまま、大人になってしまいます。


自己肯定感が低く、自信がないまま親の価値観や考え方に沿って生きることになりますので、

「子どもならではの良さ」を伸ばすことが難しくなります。


カウンセリングの場でも、とても良い長所がたくさんあるのにも関わらず、

それを自分で認めることが難しかったり、

親に否定をされてきた部分のために、長所と認識したことがなかったり・・ということが良くあります。


自信が無い状態では親から離れることも難しくなるため、この共依存の沼にはまり続けてしまいます。

健全な親子関係と共依存関係の違いとは

健全な親子関係と共依存の違い

では、「健全な親子関係」と「共依存の親子関係」にはどのような違いがあるのでしょうか?


健全で理想的な親子関係とは、

お互いの考えや個性を認め合い、大切にしあえるような関係ではないでしょうか。


親と子ども、異なる人間です。

考え方や感じ方、望む生き方が異なるのはよくあることです。


それらをお互いに尊重しあえて、助け合えるような関係
が理想的な親子関係ではないでしょうか。


また、このような関係の中だから、子どもは自分の個性を大切にし、自己肯定感を育みながら、

安心感と共に自分の人生を歩むことができるのではないでしょうか。

一方で共依存の親子関係の場合は、

親が子どもを「自分のもの」のように扱い、子どもの個を認めることが難しくなっている場合が多いです。


子どもと親の境界線は曖昧になり、お互いに離れられなくなっています。


子どもの心は十分に満たされていないため、また、親への想いもあり、

親から離れることに不安を感じて、

「自分の人生」ではなく、親の感情や考え方、価値観にそった人生を歩むことになりかねません。

人間関係への影響

人間関係へ影響

親子の共依存は、自覚がない場合がほとんどです。

小さい頃から「それが普通」で生きてきていて、他の家庭と比較する機会もなかなか無いため、

 

「そこに問題がある」ということに気付きづらいのです。


ただ、このような関係はその親子だから成り立つということもあるでしょう。


その状態のまま外の社会に出ると、

人との境界線が曖昧だったり、自己肯定感が低かったり、

他人の顔色を気にし過ぎてしまったりするために人間関係がうまく築けなかったり、

疲れ過ぎたりしてしまうことがあります。


「どうして人間関係でつまずくのか・・と掘り下げていったら、

親との関係が根っこにあった」

これはとてもよくあることです。

共依存かもしれない、どうしたらいいの?

では、「親子の共依存」に陥っている場合はどうしたらいいのでしょうか。


「共依存」と一言で言っても、具体的な状況はひとりひとり異なります。


そのため、その人より適切な方法も異なるのですが、

『親子の共依存の場合にはこれがまず大事!』ということを3つお伝えしたいと思います。

①まずは気付くこと!

まずは気付くこと

まず一番大事なことは「気付くこと」です。


先ほどもお伝えしたように、共依存の場合は、

「小さい頃から親は子どもの問題に入り込み、

子どもは親の感情にそった生き方をする・・」

 

ということが「当たり前」になっていることが多いため、自然に気付くことが難しいです。


しかし成長し、

「何かおかしいな」

「親と接すると疲れるな」

などの違和感を感じた場合は、その感覚を大切にすると良いでしょう。


気付かないと、同じことを繰り返してしまいます。

「もしかして、自分もそうなのかな」などと感じた場合は、カウンセラーなど第三者から客観的に今の状態を観てもらいましょう。

②境界線を引くこと

境界線を引くこと

次に大切なのが、親と子の間にきちんと「境界線」を引くことです。

親子の共依存の場合、その境界線が曖昧になっていることが多いです。


たとえば、

・親自身の安心のために、過剰に子どもの領域に入り込む。

・親に機嫌よくいてもらうために、自分を抑えて親の言う通りにする。

これはどちらも、境界線を越えて相手の領域に入ってしまっています。


あなたはちゃんと境界線を引けていますか?

いろいろな思いがあるからこそ、この作業はカウンセラーと一緒に取り組む方が良い場合も多いです。

③自己肯定感を育むこと

自己肯定感を育む

3つめは、自己肯定感を育むことです。


小さい頃から否定や批判をされて育つと、

「そのままの自分は良くない」

「そのままの自分では足りない」

こんな感覚が染みついてしまい、自分を認めて大切にすることが難しくなってしまう場合があります。


本当は、あなたにはあなたの良さがあって、自分の力で人生を歩む力があるはずです。


もう一度、自己肯定感を育み直して「あなたの人生」を立て直していきましょう。

でも、そんなことをしたら、親が悲しむんじゃないの?

「でも、そんなことをしたら、親が悲しむんじゃないの?」

「なんだか不安・・」

そんな思いはありませんか?


もし不安や怖さがあるなら、それもあなたの大切な気持ちですから、ぜひ教えてください。

あなたの気持ちを大切にしながら、「あなたの答え」を出していくのが一番良いと思います。


家庭のことは話すのは勇気がいるものですが、教えてくださったことが外にもれることはありませんのでご安心ください。

「あなたの場合はどうしたらいいのか?」

「どのように境界線を引いていったらいいのか?」

ていねいにお伝えさせていただきます。

まずは現状を教えてくださいね。

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