それは「親子の共依存」?特徴と原因は。どうしたらいいの?

もしかして、共依存?

親の顔色を常にうかがって、

自分の気持ちを我慢してしまう。

つい親を優先させて、

自分の人生を生きていない気がする。

親から離れたい気持ちと、

そうすることへの申し訳なさが混ざって、

どうしたらいいかわからない。

このような状態になっていませんか?


親の顔色をうかがって、いつも親を優先させていたら、

心が疲れてしまうのも当然ですよね。


自分の人生に疑問を持ってしまうこともあるでしょう。


でも、親から離れるのは、

親への申し訳なさや罪悪感、不安により難しい…


そんな、さまざまな思いの板挟みになっていたら、

どうしたらいいかわからなくなってしまうこともあると思います。


もし、あなたが今このような状態なら、

あなたは「親子の共依存」の問題を抱えているのかもしれません。


この問題は、相談室そらでもよくテーマに上がるお話です。

今日は「親子の共依存」について、やさしくお話していきますので、

ひとつひとつ、

あなた自身のことを振り返りながら読んでみてくださいね。

*後半は、ではどうしたらいいのか、説明しています(^-^)

「親子の共依存」とは

まず、「親子の共依存」とはどのような状態でしょうか?

簡単に言うと、

「親子の共依存」とは、

「親と子どもが互いに強く依存しあっていて、離れられない」

このような状態を言います。


親子なので、共依存ではない親子であっても、

多かれ少なかれ依存はあるものですが、

「親子の共依存」の場合は、

子どもが自立できなかったり、

離れたい気持ちはあるのに離れられなかったりという問題が起きてしまいます。


親と子どもの心がくっついているような状態になっていて、

子どもは、親のことなのに自分のことのように感じたり、

子どものことなのに、親は自分のことのように感じてしまったりします。


親と子どもの境界が非常にあいまいになり、

適切な距離を維持しづらくなっています。

「親子の共依存」は、親も子どもも自覚がない場合がほとんど

親子の共依存について

このような状態になっていても、

「親子の共依存」は、親も子どもも自覚がない場合がほとんどです。


子どもは、

小さい頃からその環境で生きているため、

「これが普通」と感じて、

距離感の近さやお互いの領域に入り過ぎていることに気付くことが難しいです。


他の家庭と比較する機会も、

小さい頃はなかなかありませんよね。


そのため、「そこに問題がある」ということに気付きづらいのです。

生きづらさを抱えていませんか?

「親子の共依存」の関係にある子どもは、

原因不明の生きづらさを抱えていることも少なくありません。


たとえば、

人との境界線が曖昧だったり、

自己肯定感が低かったり、

他人の顔色を気にし過ぎてしまったり…



一緒に掘り下げていったら、

「親との関係が根っこにあった」


このようなケースは数え切れないほどあります。


「親子の共依存」は、

家庭の中だけで終わらず、

子どもの生きづらさに関係していることもあるのです。



*アダルトチルドレンさんの生きづらさについてはこちらから↓

「親子の共依存」の場合の、

子どもに見られやすい生きづらさをあげてみます。


ほんの一例になりますが、

ご自身を振り返りながら確認してみてくださいね。

「親子の共依存」子どもに見られる生きづらさ

  • 自分に自信がない
  • 自己肯定感が低い
  • 相手の機嫌に合わせようと、過度に気を使ってしまう
  • つい親や周りの人の考えに合わせてしまう
  • 気持ちを我慢するのが癖になっている
  • 承認や評価を強く求めてしまう
  • 「本当の自分はわかってもらえない」というつらさを抱えている
  • 自分で判断することが苦手
  • 何か問題が起こると「自分が悪い」「自分に責任がある」と考えてしまう
  • 自立や挑戦を避けようとする、など

いかがでしょうか?

また、親に対しては次のようなつらさを抱えていることがあります。

  • 「愛されているはずなのに苦しい」「離れたいけど、離れられない」といった、相反する気持ちに悩む
  • 「自分が離れると親を悲しませる」「自分が離れたら親は生きていけない」と思い、親から離れられない
  • 傷ついても、「親は自分のためを思って言ってくれている」と思ってしまう

生きづらさや複雑な気持ちを抱えていたら、

心がしんどくなってしまうこともありますよね…


もし、今あげたことの中にひとつでも当てはまるものがあったら、

あなたの人生を大切にするためにも、

一度立ち止まり、

きちんと問題に向き合ってみる
ことをおすすめします。

親から離れたらいいの?

子どもの特徴

「じゃぁ、親から離れたらいいの?」

そんなふうに考えるかもしれません。


もちろん、

「親から離れる」

「縁を切る」

その選択により、

人生が良い方向に変わる方もいらっしゃいます。


しかし、覚えておいてほしいのは、

「それがすべてではない」

ということです。

「楽になるどころか、つらい毎日…」

実際、

相談室そらに来られるご相談者さまの中には、

次のようなお話をされる方もいらっしゃいます。

「親と離れるべき」という記事を読んで、

自分も離れなきゃ!と思っています。

でも、親への申し訳なさから離れられないんです…

「親と縁を切った方がいい」と言われて、親と縁を切りました。

でも、楽になるどころか、

「なんてことをしてしまったんだ」

と罪悪感を感じる毎日でつらいです…

どうでしょうか…

実はこのようなお話、少なくありません。


涙ながらに話してくださる方もいらっしゃいます。

本当につらく、心が痛くなるようなお話です。


「親から離れる」

「縁を切る」

それですべてが解決する場合もありますが、

そうではない場合もあるのです。




「親子との共依存」はとても根っこが深く、

人それぞれ、状況や気持ちは異なります。



さまざまな人がいますから、

一概に「離れたらいい」で解決できるとは限らないのですね。


そのような複雑な問題が、

「親子の共依存」でもあるのです。


そもそもですが、

「親子の共依存」はどうして根っこが深いのでしょうか?

少し説明させてくださいね。

「親子の共依存」は、子どもの頃の家庭環境や親との関係性が大きく影響している

「親子の共依存」は、

子どもの頃の家庭環境や親との関係性が大きく影響しています。



たとえば、

次のような人に「親子の共依存」が見られることがあります。

  • 親自身、なんらかの心の問題を抱えていた
  • 夫婦仲が良くなかった
  • 家庭の中で、母親が孤立していた
  • 母親が、父親や祖父母からひどい扱いを受けていた(その母親を守るために頑張っていた)
  • 母親の愚痴をずっと聞いてきた
  • 心や体の弱い親を守ろうとしてきた

親を守り、大事にしたいという思い。

子どもなら、そう感じるのも当たり前ですよね。

大事な親ですものね…


しかし一方で、

  • 親は、子どもが自分で判断できる年齢になっても「~した方がいい」「~するのはダメだ」と口を出していた
  • 子どもが失敗しないようにと、子どもが成長しても過剰に先回りをして世話を焼いていた
  • 親の価値観や考え方を子どもに押し付けようとして、自分の思い通りにならないと不機嫌になっていた
  • 頻繁に、否定されたり、批判されたりしていた
  • 「あなたは私(親)がいないとダメなんだから」と感じさせるような発言をしていた

このような、

子どもの心が傷付き、

自信が失われてしまうようなことが起きていたケースも多いです。



あなたの場合はどうでしょうか?



このような、心が大きく動くさまざまなことが日常的に起きていたら、

心の中には、複雑な思いがあっても不思議ではないでしょう。


親への愛情、

悲しさ、不安、怖さ、寂しさ、

申し訳なさ、罪悪感など…

一言では言い表せないような思いを

胸の中にぎゅっと押し込めたまま頑張っている人もいらっしゃいます。



だから、

「親子の共依存」は根っこが深く、

心の中の思いをそのままにして、

「離れることが唯一の正解だから、離れなさい」

と言うことは難しいのです。

「共依存」は、子どもの自立に影響する可能性も

共依存は子どもの良さを伸ばし、自立することを妨げてしまう

また、「親子の共依存」は、

子どもの自立に影響することがあります。



親による口出しや、

言うとおりにしないと否定されたり、批判されたりする状態が続くと、

子どもは「親の言うとおりにしなきゃ」と考えるようになります。


それはそうですよね、

親から嫌われたり、怒られたりするのは嫌ですよね…


親と良い関係でいたいと考えるのは、

子どもなら当然だと思います。


しかし、その結果、

子どもは親の顔色をうかがうことが当たり前のようになってしまい、

自主性が十分に育まれないことがあります。



また、批判や否定が繰り返されることにより、

子どもの心が傷つき、

自己肯定感が下がってしまったり、

自信がつきづらかったりすることもあるでしょう。



これらは「外の社会」で感じる「生きづらさ」にもつながることです。

「自分の人生」ではなく、親の感情や考え方、価値観にそった人生を歩んでいませんか?

自信や自己肯定感が十分に育まれていないと、

子どもは自分で決めることが苦手で、

大人になっても

「親の言うとおりにしなきゃ」

と感じ、精神的な自立に不安を感じてしまうことも多いです。



経済的には自立していても、

精神的な自立がまだ途中である場合もあるのです。




このような状態だと子どもは、

主体性や自信の不足、自己肯定感の低さや親への想いなどにより、

親から離れることに不安を感じて、

つらいことがあっても離れられないまま、

共依存の関係が続いてしまいます。


窮屈な状態であっても、

「自分の人生」ではなく、親の感情や考え方、価値観にそった人生を歩んでいて、

だけど、どうしたら良いかわからない…



このような切ない状態になってしまうんですよね。



とはいえ、

「離れたらいい」

「縁を切ったらいい」

と一概に言えないことも多く、

それだけでは簡単に片づけられないのが「親子の共依存」の問題。


では、自分も「親子の共依存」かもしれないと感じたら、

どうしたらいいのでしょうか?


大事なことを5つお伝えします。

ゆっくり読んでみてくださいね。

①まずは気付くこと!

自分の人生を築く

まず、何よりも大事なのは「気付くこと」です。


「親子の共依存」は、

子どもの頃からの関係性が影響しています。


そのため、

子どもにとっては「それが当たり前」になっていて、

自然に気付くのが難しいことが多いです。


もし、

「何かおかしい」

「親と接していると疲れる」

「親が自分のことに口を出し過ぎている気がする」

こんなふうに感じたときは、

その感覚を無かったことにせずに、

大切にしてください。


「親子の共依存」になっていることに気付かないと、

何度も同じことを繰り返してしまいます。

そのまま、歳を重ねてしまいます。



「それが当たり前」になっていると、

自分で判断できないこともありますから、

「もしかして、自分もそうなのかな」と感じた場合は、

カウンセラーなど第三者に、客観的に今の状態を観てもらいましょう。

②境界線を引くこと

健全な親子関係と共依存の違い

次に、親と子どもの境界線を意識し、

きちんと「境界線」を引いていきましょう。


「親子の共依存」は、

親と子どもの境界線が曖昧になっていることが多いです。



たとえば、

  • 子どもが判断できることであっても、子どもの問題に口を出す。
  • 親に機嫌よくいてもらうために、自分を抑えて親の言う通りにする。

これはどちらも、境界線を越えて相手の領域に入ってしまっています。


小さい頃から、親は子どもの問題に入り込み、

子どもは親の問題に入り込んでいると、

自分が相手の問題に入っていることも、

相手から入られていることも気付かなくなってしまいます。

「それが普通」になってしまうのです。


結果的に、

家庭外の人間関係でも、

「頼みや誘いを断れない」といった生きづらさにつながることもあります。


あなたは、

親との間にちゃんと境界線を引けているでしょうか…?


ぜひ、境界線を意識してみてください。

境界線のお話は、こちらの講座でもしています↓

③自己肯定感を育む

3つめは、自己肯定感を育むことです。


小さい頃から否定や批判をされて育つと、

「そのままの自分は良くない」

「そのままの自分では足りない」

こんな感覚が染みついてしまい、

自分を認めて大切にすることが難しくなってしまいます。


この感覚は親子関係だけでなく、

仕事や友人関係、自分の夢を叶えるための行動など、

さまざまなことに影響しています。


境界線を引いたり、

「親子の共依存」を改善したりすることにも繋がります。



本当は、

あなたにはあなたの良さがあって、

たくさんの可能性があるはず。

「そのままの自分は良くない」

「そのままの自分では足りない」

この感覚は、

せっかくのあなたの良さや可能性を見えなくなしてしまいますから、

自己肯定感を育み直すことも大事にしましょう。


*自己肯定感とセルフイメージは密接に関係しています↓

④あなたの成長過程を振り返ってみる

子どもはだれでも、

生きるために「親」や「親の代わりとなるような人」に依存します。


小さな子どもはひとりでは生きられませんから、

だれかに依存し、守ってもらい、

育ててもらう必要があるのです。


また、私たちは、

親や周りの大人を手本にして、言葉やこの世界での生き方を学びます。


守ってもらい、育ててもらい、

この世界での生き方を学ぶ…


そのために私たちは、

子どもの頃は親に強く依存する時期があるのです。




だけど、

子どもは成長するにつれて、

自然と子どもなりの価値観や生き方を築いていきます。


それに伴い、

親との距離間は変化し、子どもは少しずつ自立し、

自分の道を歩んで行きます。



この過程が一番わかりやすいのは、

「反抗期」でしょう。

とても大切な成長過程です。



この反抗期、

「親子の共依存」になっている方は、

「反抗期、なかったな…」

と教えてくださる方もいらっしゃいます。


「それどころではなかった…」

という場合もあるでしょう。



あなたは反抗期、ありましたか?


あなたの大切な気持ちや意見を、

大事にしてこれましたか?




反抗期が必ず必要なわけではありませんが、

自分自身の成長過程を振り返ってみるのも良いかもしれません。


あなたの気持ちや考えていることを

大切にしながら生きましょうね。

⑤「あなたの答え」を導き出す

ここまできたら、

次は「あなたの答え」を導き出すことです。


世の中にはさまざまな

「~をしたらいい」

「~すべき」

といったことがあります。


ネットを開いたり、書店に行ったりしたら、

このような情報が数え切れないほどありますよね?


「あなたの答え」を導き出さずに

そのような情報に振り回されてしまうと、

先にお話したような、さらにつらい状態になってしまいかねません。


それは「だれかの答え」だったかもしれないけど、

「あなたの答え」ではなかった――

そんな結果になってしまうのです。


繰り返しになりますが、

「親子の共依存」は子どもの頃からの親との関係性が深く影響していて、

とても根っこが深い問題です。


親のことが大切だからこそ、

親から離れることに抵抗を感じることもあるでしょう。


嫌なことがあったとしても、

子どもにとってはかけがえのない親であり、

「親を大事にしたい」

そんな気持ちが心の中にある方もいらっしゃるかもしれません。



自信や自己肯定感が十分に育ってないと、

まわりの意見に振り回されてしまいます。


自信や自己肯定感を育み直しながら、

「あなたの答え」を導き出すことが大切ですよ。

「あなたの答え」を導き出すために

「あなたの答え」を導き出すためには、

あなたの心の中にあるさまざまな思いや、

「当たり前」になっているけど、

自分をつらくさせている思考回路に気付き、整えていくことも必要です。


心を癒し、考え方を整理し、整えていく。


だから、心が落ち着き、

自信や自己肯定感が育み直され、

「あなたの答え」が見えてくるのです。




まったく同じ答えを出されるご相談者さまはいらっしゃいません。


「別の人」「別の人生」「違う状況」なのですから、

それはそうですよね。


きちんと自分の問題に向き合い、

あなたの心を癒し、思考を整える。


そして、自信や自己肯定感を育み直し、

「だれかの答え」に振り回されるのではなく、

大事な「あなたの答え」を導き出す。



この過程を大切にしてくださいね。

もし、どうしたらいいかわからないときは、

私もいます。



相談室そらは、

一概に何かを押し付けたり、

「こうしなさい」と強制することはありません。


どんなあなたの気持ちでも大切にしながら、

あなたがより良くなるための伴走をし、

「あなたの答え」を導くお手伝いをさせていただきます。




「親を悲しませたくない」

「なんだか不安」

など、どんな思いでもお気軽にお知らせください。


あなたの場合はどうしたらいいのか、

ていねいにお話させていただきます。

*教えてくださった内容が外にもれることはありませんのでご安心ください。


あなたがおだやかに、自分らしく生きられるように――

どんなことでもお気軽にご連絡くださいね。

 

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