他人と比較していませんか?

まわりの人と同じようにできなくて、
「どうして私だけできないの?」
「私の力不足なの?」
「私ってダメなのかな・・・」
と感じていませんか?
ほかの人は平気でできていることなのに、自分だけできない。
落ち込んだり、悔しくなったりして、
心がざわざわしますよね。
比較されて育つことで生まれる「考え方」

他人と比較して、落ち込んだり、がんばり過ぎたりしてしまうのは、育った環境に原因があることが多いです。
あなたは、兄弟やクラスの子と比較されることはありませんでしたか?
近所の子と比べられることはありませんでしたか?
「みんなできるのに、どうしてあなたはできないの!」
と言われませんでしたか?
このようにだれかと比較されながら育つと、
「自分は認めてもらえない」
「そのままの自分はダメ」
と考えてしまうようになります。
また、人よりできないことがあると、不安や恐怖を感じてしまうこともあります。
このような考え方や感じ方は習慣となり、大人になっても「その人の考え方」として思考回路の中にあり続けます。
「他人と比較すること」と「自己肯定感の低さ」

人は、「子どものときに身に付けたこと」を持ったまま大人になります。
あなたは、
「大人になって、親のもとを離れたのに、
今度は自分で、自分のことを他人と比較して落ち込む」
という状態になっていませんか?
「比較される」という環境から自由になったはずなのに、無意識的に自分と他人を比較して、自分の心を苦しくしていませんか?
これはいわゆる、「自己肯定感が低い」状態です。
他人と比較して、
「ありのままの自分ではダメだ」
「人と同じようにできない自分はダメだ」
と感じてしまうのです。
「他人と比較してしまう」から抜け出すために

このような状態から抜け出すための第一歩は、本当の自分の気持ちに気付くことです。
ほとんどの場合、本当の気持ちは心の奥底に眠っています。
その気持ちを大切にして、癒してあげることが一番大事です。
そして、こどものときから習慣となっている考え方を変化させることです。
相談室そらでは、他人と比較して落ち込んだり、がんばり過ぎたりしてしまう気持ちを教えてもらいながら、
「他人と比較しない楽な生き方」に一緒に変えていきます。
ありのままのあなたの心を大切にした「自分軸の生き方」です。
「他人と比較して落ち込んでしまう」
という方は、小さいころからがんばってきた方が多いものです。
そんな自分のことを大切にして、もうそろそろ「心がおだやかな自分らしい生き方」にしていきませんか?
